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Contrea株式会社が整形外科手術の説明動画をリリース 新潟大学医歯学総合病院が監修

PR TIMES

Contrea株式会社
~医療者の業務負担軽減と患者さん満足度の両立を実現する患者説明動画~

 医療者と患者さんをつなぐ外来DXプラットフォーム『MediOS(メディオス) 』を提供するContrea(コントレア)株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:川端一広、以下「Contrea」)は、新潟大学医歯学総合病院 整形外科との共同制作により、整形外科疾患の治療説明を効率的かつスムーズに行うための患者説明動画をリリースしたことをお知らせいたします。 本リリースでは『大腿骨近位部骨折の治療方法』の一部を参考動画として公開します。





整形外科の説明動画 サービスリリースの概要


提供内容:整形外科 動画コンテンツおよびMediOSシステム
提供開始日:2024年3月13日(水)~
サービス概要・申込URL:https://medios.guide/video/orthopedics



整形外科の現状と課題


 整形外科は日々多くの手術が行われている診療科で、2020年だけで手術総数は89万9千件以上(*1)に上っています。整形外科医は手術だけでなく、外来診療や検査、病棟業務、救急医療など幅広い業務に従事しており、多忙を極めています。

 このような状況下中で、医師の業務負担の一因となっているのが「インフォームド・コンセント」です。これは2024年4月から開始される「医師の働き方改革」でも改善が求められる課題の一つ(*2)です。

 「インフォームド・コンセント」とは、医師が患者さんに対して病状や治療の効果、副作用といった情報を十分に説明し、患者さんが自身の治療内容や方針に納得した上で同意するプロセスのことです。
 整形外科手術の説明の際には患者さんの病状、治療の選択肢といった説明から始まり、手術のリスクや期待される効果、および合併症などを分かりやすく説明することが必要になります。
 患者さんがこれらの内容を理解し、納得するためには、それぞれの病状に応じた詳細な説明が重要であり、1回の説明には15~30分程度かかるといわれています。ただ説明するだけではなく、患者さんや家族の方々からの質問にも丁寧に回答することが求められます。
 
 一件一件、時間がかかる患者説明ですが、その内容は定型的なものが大部分を占め、何人もの患者さんに対して繰り返し同じ説明をすることが、医師の業務負担となっています。


「MediOS動画説明」整形外科コンテンツとは


 今回作成した「MediOS動画説明」整形外科コンテンツは、患者さんに分かりやすい説明動画を提供することで、医師が繰り返し行う定型的な説明負担を軽減することと、患者さんの不安や疑問を解消し、手術に対する理解度向上の両立を実現できるものです。



新潟県内で運用開始


 「MediOS動画説明」整形外科コンテンツは、人工股関節置換術において豊富な症例数を誇る新潟大学医歯学総合病院 整形外科と、中越地区の地域医療の要である魚沼基幹病院 整形外科で運用を開始いたします。
 本プレスをもって正式リリースとしますので、ぜひ下記URLよりお問合せください。

サービス概要・申込URL:https://medios.guide/video/orthopedics


監修医からのコメント


新潟大学大学院医歯学総合研究科 健康寿命延伸・運動器疾患医学講座 特任教授 今井 教雄 先生


 以前より術前説明に時間がかかるため、整形外科医の手間を省く手段はないかと思い、このたび手術動画の監修をさせて頂きました。さまざまな年齢層の方にも分かりやすいものになるよう心がけました。完全なものではないかもしれませんが、外来でほかの患者様の診察中に見て頂くなど、少しでも先生方の作業時間および作業負担を軽減させるツールとしてご活用頂くことを期待しております。








新潟大学大学院医歯学総合研究科 機能再建医学講座 整形外科学分野 木村 圭志 先生


 大腿骨転子部骨折・頚部骨折のコンテンツ監修をさせて頂きました。
昼夜を問わず沢山の大腿骨近位部骨折患者様が搬送されてきます。ほとんどの症例が手術適応とされその手術説明だけで多くの時間を要します。
 動画説明は整形外科医の説明負担の軽減を図ることができ、患者様の手術への理解度向上に寄与し、また診療中で手術説明をお待たせするような場面では、患者様の時間を有効に活用することができるツールだと思います。





新潟大学地域医療教育センター 魚沼基幹病院 整形外科 井渕 慎弥 先生


 大腿骨近位部骨折の術前説明は、ほぼ同じ内容の繰り返しで、整形外科医の日常業務を圧迫しているのが現状です。そこで、共通して説明することは動画ICが有用だろうと思い、監修させて頂きました。動画ICは、何度も繰り返し見ることができるため、明確で理解しやすい情報提供を可能にします。救急外来などで、Drが他の仕事をしている際にも、その間に患者様/ご家族に動画ICを見てもらうことが可能です。様々な場面にご活用ください。



医療者と患者さんを繋ぐプラットフォーム『MediOS』


 MediOS 動画説明は、医療機関で日々行われている手術や検査などの定型的な説明を、あらかじめ患者さんにわかりやすいアニメーション動画を視聴してもらうことで、医療従事者の業務削減と患者さんの理解度や満足度の向上が両立できるサービスです。


MediOSの効果


 MediOSはこれからの病院DX・働き方改革のために、非常に大きな力を発揮するサービスです。実際に導入いただいた医療機関では下記の効果を認めています。

医療機関側の導入効果
従来の説明時間を50%以上削減できた。
並列で行っていた外来診療を一列分削減し、手術や麻酔といった生産性の高い業務に注力できるようになった。
外来診療に余裕ができることで、麻酔科の外来診療に余裕ができることで、麻酔科の術後疼痛管理チーム加算を3日分漏れなく算定できるようになったなど、病院経営に直結する業務の取りこぼしが減った。


MediOSは医療従事者の業務負担軽減だけでなく、病院経営におけるメリットも兼ね備えているのが特徴です。

 
患者さん側の導入効果
・87%の患者さんが動画をみることで「安心した」「不安が軽減された」と回答した。(3)
・97%の患者さんが動画内容を「よくわかった」「わかった」と回答した。(4)


MediOSについてご興味のある方はこちらからお問い合わせください。
サービス概要・申込URL:Contrea株式会社 お問い合わせフォーム:https://medios.guide/video/admission


会社概要


Contreaは「医療に関わる全ての人に安心を」をミッションに掲げ、医療者と患者さんをつなぐ 外来DXプラットフォーム『MediOS』の開発・提供を行っております。

会社名:Contrea株式会社
代表者:代表取締役CEO 川端一広
所在地:東京都渋谷区代々木1-30-14 代々木ANNEX 013
設立:2020年1月23日
事業内容:病院・クリニック向けに『MediOS』の開発・運営・提供
会社HP:https://www.contrea.jp/


*1 日本整形外科学会症例レジストリー(JOANR)年次報告 2020年度版
*2 厚生労働省 令和5年版過労死等防止対策白書
*3,4 Contrea株式会社が算定