「ZEFT Z48AP」のコダワリや魅力について聞いてきた
電源ケーブルもホワイト! 色統一への情熱がスゴイBTOPC、高性能かつコンパクトなのも魅力
2024年03月26日 11時00分更新
メモリーはDDR5を採用、ストレージはコスパと性能を両立したCrucial製
──今回、メモリーがDDR5ですが、コスト面を考慮するとDDR4という選択肢もあったと思うのですが、いかがですか?
中嶋氏:おっしゃるとおり、コストを切り詰めるのであれば、DDR4という選択になると思います。ですが、ZEFT Z48APでは、マザーボードにASRockの「B760M Pro RS WiFi」を採用していますが、ASRockさんのご協力もいただきながら、DDR4版とほぼ同じコストでご用意できました。ただ現在はASRockキャンペーンを実施中で、DDR4版がより下がっており、価格差があります。それであれば、メモリモジュールについても、DDR5の価格と供給が落ち着いてきましたので、わざわざDDR4を選ぶよりかは、DDR5のほうがお客様のメリットになるのかなと思います。もちろん、DDR4版も継続予定ですので、そちらが標準もモデルを選択、またはカスタマイズでの変更も可能です。
──ストレージについてはいかがですか?
真重氏:ZEFT Z48APで採用したストレージは、Crucialさんの「T500」の1TBモデルです。これは、以前、弊社で扱っていた「P5 Plus」の後継モデルで、読み出しが最大7,300MB/s、書き込みが最大6800MB/sと、高性能ながらもコストパフォーマンスに優れています。
──CPUについて何かこだわったことはありますか?
中嶋氏:弊社では「Core i7-14700K」および「Core i7-14700KF」の人気が非常に高いです。高性能な部品構成では「Core i7-14700K」を選ばれる傾向があり、今回はこちらを搭載しています。ただ近年のPC部品の価格が上昇している背景もあってか、グラフィック機能はありませんが、性能が同じで安価な「Core i7-14700KF」を選ぶ方がかなり多くなってきています。
──Prime AP201について、御社の組み立てチームからの評価はいかがですか?
中嶋氏:概ね好評です。電源ユニットが前面に配置されるというユニークな構成ですが、特に癖がなく組み立てやすいケースとのことでした。小型のケースは、比較的作業がしづらくなる傾向があるのですが、このPrime AP201は裏の配線を含めて、このサイズとしては余裕を持った作りでとても作業がしやすかったとのことです。
──今回のZEFT Z48APは、御社における白色パソコンのある意味、完成形だと思うのですが、今後、さらに突き詰めるとすると、どういった工夫を凝らしたいですか?
中嶋氏:内部のパーツに関しては、弊社ではどうしようもないところが多いのですが、それでもさらに白色を追うのであれば、ビデオカードのカードステイも白色のもので揃えたいですね。
──ありがとうございました。
白色パソコンの完成系!
コンパクトで性能に妥協したくない人にも!
確かにここ1年で白色のPCパーツは一気に増えた印象だ。それだけ白色のケースに合わせて、パーツも白色でとこだわる人が多いということなのだろう。白色の清潔感やLEDの映えのよさを好む人は多く、そういった人にこのZEFT Z48APはささるパソコンではないだろうか。コンパクトなサイズながらも、性能に妥協していない仕様にも好感が持てる。
(提供:セブンアールジャパン)