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篠原修司のアップルうわさ情報局 第2006回

おなじみクオ氏の予測

アップル、マイクロLED版「Apple Watch」開発断念か

2024年03月11日 17時00分更新

文● 篠原修司

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 アップルはマイクロLEDを搭載したApple Watchの開発プロジェクトをキャンセルした可能性が高い。アップル関連の著名アナリスト、ミンチー・クオ氏が3月1日にXで予測を伝えた。

 同氏によると、アップルはマイクロLEDを採用してもApple Watchの製品としての価値が高くなるとは言えず、生産コストも高すぎて経済的に成り立たないと考えたためキャンセルに至ったという。

 この決定によりアップルはマイクロLED開発チームから多くの人員を解雇したとのことだ。

 なお、これまでAMS Osram社がマイクロLEDのチップをアップルに提供する独占的なサプライヤーだったが、その提携もキャンセルされたという。

 これはアップルが近い将来、マイクロLEDを搭載した製品を量産する計画がないことを意味していると同氏は伝えている。

 

筆者紹介:篠原修司

1983年生まれ。福岡県在住のフリーライター。IT、スマホ、ゲーム、ネットの話題やデマの検証を専門に記事を書いています。
Twitter:@digimaga
ブログ:デジタルマガジン

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