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スカラコミュニケーションズ、愛知県農業共済組合およびデザミスとU-メディカルサポートを活用した遠隔死亡診断の実証実験を開始

株式会社スカラコミュニケーションズ
2024年03月08日

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株式会社スカラコミュニケーションズ

株式会社スカラコミュニケーションズ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:新田 英明)とデザミス株式会社(代表取締役:清家 浩二)は、三井住友海上火災保険株式会社(代表取締役社長:舩曵 真一郎)と3社で開発している牛の総合診療サポートツール『U-メディカルサポート』を活用し、愛知県農業共済組合(以下、NOSAI愛知)とともに獣医師の業務効率化を目的とした遠隔死亡診断の実証実験を実施することを発表致します。

1.背景
獣医師が各共済組合へ保険請求するための家畜の死亡診断業務において、以下のような課題があることがわかりました。

・獣医師が現地で牛の死亡診断を行うためには、1日かけて遠隔地への移動が必要となる場合があり、本来注力すべき診療業務の時間が不足している。

・LINE等のSNSツールを活用し画像による遠隔死亡診断を試みたが、画像送信時に画像の位置情報が削除され、正確な遠隔死亡診断ができない。

これらの課題に対応するため、獣医師の業務効率化を目的とした遠隔死亡診断の実証実験をNOSAI愛知および愛知県内の農家と連携して実施することに至りました。

2.NOSAI愛知と取り組む実証実験の概要
 当社とデザミス株式会社、そしてNOSAI愛知は、U-メディカルサポートを使った、家畜の死亡廃用共済手続きにおける新たなプロセスのデジタル化を目指した実証実験を開始しました。
 この取り組みは、令和4年度から導入された画像による確認方法をさらに発展させるものです。
 従来、家畜の死亡廃用共済手続きに関する確認作業には、NOSAI職員(獣医師・事務)の現地での立ち合いを必要とされていましたが、加入農家がGPSタグまたは特定の目印が施された牛の画像を送信することで、この手続きをオンラインで完結することができるようになりました。
 この新たなプロセスの導入により、登録後に画像のGPS情報が確認できる必要性や、登録画像の管理をどのように一元管理していくか等の新たな課題が浮上しました。U-メディカルサポートは、これらの課題に対応すべく、画像アップロード時に位置情報を付与し、農家情報と連携させる一元管理機能を開発しました。このシステムは、共済手続きの効率化と透明性を高めることを目的としています。
 現在、このシステムの効果を検証するために、NOSAI愛知および加入農家数軒を対象に実証実験を行っています。今回実証実験を通じて、デジタル化が共済手続きのスピードと正確性にどのように貢献するかを確認します。




3.今後について
実証実験で想定した効果が得られた場合、U-メディカルサポートの死亡診断機能に機能を追加いたします。

■会社概要
会社名:株式会社スカラコミュニケーションズ
代表者:代表取締役 新田 英明
本社所在地:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ17F
URL:https://scala-com.jp/

■問い合わせ先
株式会社スカラコミュニケーションズ 共創事業部(担当:下山、丹治)
TEL:03-6418-3973 
Email:info_u-medicalsupport@scala-com.jp

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