未来の自分に手紙を書くことで、自分の内側を見つめる
JID 2024から、「LetterMe」のブースを紹介
手紙を通して自分を見つめるサービス「LetterMe」
角川アスキー総合研究所は3日1日、「JAPAN INNOVATION DAY 2024」を開催した。ASCIIが実施するオールジャンルでの先端テクノロジーや製品、ビジネスソリューション、ディープテックに関する展示交流・ビジネスイベントだ。
開催6回目となる今回は、会場をこれまでよりも規模の大きいベルサール汐留に移し、13のセッションを実施。また先端デバイスやサービスを間近に体験できるブース展示は、開催史上初めて100を超えた。
本稿ではLetterMeのブースを紹介。LetterMeは、「手紙」を使って自分と向き合う時間を作るためのサービスだ。
これだけでは説明が不十分かもしれない。LetterMeのユーザーは、音声ガイドに従って、翌月の自分に宛てた手紙を書く。未来の自分に向けて言葉をつづることで、自分と向き合う時間を設けることができるという趣旨である。
サブスクリプションサービスではあるが、どこまでもアナログ的なLetterMe。高度に競争化したデジタルな社会に生きている私たちは、つい自分の内面のアレコレをおざなりにしがちだ。継続利用率は2022年1月から2023年7月の実績で96%にものぼるというから、現代の社会人がいかに「自分と向き合う時間」を欲しているのかがわかるというものだ。
個人向けには月額費用は1485円で提供するほか、企業、団体向けにもサービスを提供する。契約期間の規定もなく、いつでも始められ、いつでもやめられる。自分と向き合う時間がほしいと思っていながらなかなか取れない方は、LetterMeを活用してみるのも、ひとつの手かもしれない。