足まわりや拡張性を考えて構成
内蔵GPUのパフォーマンスを引き上げるため、メインメモリーとしてDDR5-6000駆動のKLEVV「BOLT V KD5AGUA80-60A300H」(16GB×2)を選択。価格は1万7200円前後でコスパ優秀といえる製品だ。DDR5-6000駆動対応モデルのなかでも高速といえる、CL30-36-36のCASレイテンシーが特徴で、CPUクーラーとの干渉を抑えたロープロファイルヒートスプレッダーも標準装備している。またメモリー規格「AMD EXPO」に対応しており、Ryzen環境でオーバークロックメモリー設定を簡単に適用できる。
KLEVV「BOLT V KD5AGUA80-60A300H」は、DDR5-6000駆動の16GB×2としては手ごろな価格。ツクモやパソコンショップ アークで取り扱っている
ヒートスプレッダーを標準で装備していることも高く評価したポイント
「A620M Pro RS」もAMD EXPOをサポートしているため、BIOS「Easy Mode」の「Profile」で「EXPO」を選ぶだけでメモリークロックや動作電圧、CASレイテンシーなどが設定される
今回PCケースには、Thermaltakeのミニタワーケース「S100 TG」を選んだ。5000円台の手ごろな価格ながら、強化ガラス製のサイドパネルを採用するうえ、ボディ色として黒と白のどちらかを選べる。また電源ユニットは、将来的にビデオカードを搭載する際も安心な容量750WのADATA「XPG PYLON 750W PYLON750B-BKCJP」(80PLUS BRONZE)をチョイス。
Thermaltake「S100 TG」は、おなじみのフラットパネルデザインを採用している
Thermaltakeのミニタワーケース「S100 TG」の価格は5700円前後。サイドパネルには強化ガラスを採用ており、120mmファンが1基付属している
スッキリした内部デザインで、最大330mmまでのビデオカードや、280mmサイズラジエーターを搭載できる
天板前面にインターフェースを装備。Type-Aを3ポート装備している。天板はメッシュ仕様になっており、エアフローは良好だ
白色モデルも用意している
ADATAの「XPG PYLON 750W PYLON750B-BKCJP」。80PLUS BRONZE認証を取得しており、容量750Wで9400円前後となっているため、コストを抑えた自作におすすめのモデルだ