ヤモリ、空き家賃貸ファンドの組成を目指し資金調達
ヤモリは2月28日、DNX Ventures、三菱UFJ信託銀行、ベンチャーキャピタルMetapropより、シリーズAにて総額10億円の資金調達を実施したと発表した。
同社は今回調達した資金を活用して、三菱UFJ信託銀行と協業して空き家賃貸ファンドの組成を目指し、日本全国にある空き家物件の再生を進めていくという。
また、今回の10億円の資金調達により、全国の中古戸建物件を購入出来る事に加えて、会員生徒が購入してリフォームした物件を同社で買取り、運用管理することも可能に。これにより、空き家問題の解決だけでなく、会員生徒は出口戦略を取ることが難しいとされた中古物件の賃貸業に取り組みやすくなり、投資回収期間を短縮化できるという。
さらに、今回調達した10億円に加えて三井住友銀行及びみずほ銀行、さらには各地域の金融機関からの借入を活用することで、今後5年間で全国の地方都市エリアを中心に7500件の中古戸建物件を取得して運営管理していく計画とのこと。