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最先端 “エモ”ガジェット徹底レビュー 第29回

触ってるとクセになる

ついつい触り続けてしまう、中毒性を備えたミニキーボード「Tiny Keyboard」実機レビュー

2024年02月29日 18時00分更新

文● ジャイアン鈴木 編集●こーのス

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キーやショートカットの登録作業は結構簡単でした

 セットアップの流れは、「MINI KeyBoard」のダウンロード、アプリのインストール(ZIPファイルの展開)、アプリの起動……となります。つまり、実行ファイルをフォルダーごと「Program Files」などにコピーし、スタートメニューやタスクバーにピン留めする必要があります。セットアッププログラムが用意されていないのは、初心者にはちょっと不親切ですね。

筆者は「C:\Program Files\MINI KeyBoard」に、展開したファイルをすべてコピーし、実行ファイル「MINI KeyBoard.exe」をスタートメニューにピン留めしました

 「MINI KeyBoard」のインストールさえ終わってしまえば、キーやショートカットの登録作業はそれほど難しくはありません。3つのメカニカルスイッチはKEY1/KEY2/KEY3、ダイヤルの左回転は「K1 Left」、右回転は「K1 Right」、プッシュは「K1 Centre」を選択してから、その下のソフトウェアキーボードからキーやショートカットを入力し、最後に「Download」ボタンを押せばOK。「Download success」という文字が表示されれば書き込み完了です。あとはどのPCに接続しても、Tiny Keyboardを利用可能となります。

 ちなみに「MINI KeyBoard」は汎用的な設定ツールなので、Tiny Keyboard自体のイラストや写真が表示されないんですね。プログラマブルミニキーボードを使うようなユーザーには余計な心配かもしれませんが、このような周辺機器を使ったことがない方はちょっと戸惑うかもしれませんね。

文字列は任意のキー入力として登録されます

「CTRL」→「S」や、「Win」→「PrtSc」と押すと、ショートカットを登録できます

「Ctrl Shift Alt」のタブからは、3組、4組のショートカットをワンクリックで登録可能

マウス操作は「Mouse」タブから設定できます

「Delay」からはミリ秒単位でキー遅延を設定可能

「K1 Left」に「Mouse wheel Up」、「K1 Right」に「Mouse wheel Down」を登録すると、ウェブページや電子書籍などをスクロール可能。メーカーは「ごろ寝キーボード」と謳っていますが、片手操作は実に快適です(※画面は鈴木みそ氏「ナナのリテラシー1」より)

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