写真からイラストを生成
次は、写真を入力してそれを元にイラストを作成する、いわゆる「image 2 image」的な使い方ができるGPTsを2種続けて見てみよう。
まずは「Cartoonize Yourself」。説明文には「Turns photos into Pixar-style illustrations. Upload your photo to try(写真をアップロードしてピクサー風のイラストに変換)」とある。もろに「◯◯風」をうたっている少々微妙なGPTsだが私的な利用ならいいだろう。
シンプルに写真だけをプロンプトとしてアップロード。
確かにピクサーアニメーション風のキャラクターが生成された。これはこれで一発ネタとしてはおもしろいかもしれない。
ただし、何度か生成を繰り返していると、「Pixarの親会社」のロゴが思い切りユニフォームに書き込まれ(処理済)てしまうこともあったので注意が必要だ。
次は「Photo Multiverse」。説明文には「Upload your photo to change background, edit character style, convert to ✏️cartoon or modify expression. Try with a selfie, products, pets!(写真をアップロードして背景を変えたり、キャラクターのスタイルを編集したり、マンガに変換したり、表情を修正したりできます。自撮り、商品、ペットなどでお試しください)」とあるので、先程の「Cartoonize Yourself」と同様の機能と思っていいだろう。
同じ写真をアップロードして生成されたのがこの画像。少し美化しすぎではないだろうか……。
画像の下には「B:背景を変更」「S:題材や人物を編集」「C:イラスト/マンガ変換」「M:フルメニューを表示」とあるので「C」を選択してみよう。
いい感じのイラストに変更された。
「Photo Multiverse」には他にもショートカットメニューがいくつか用意されている。定型質問が多い場合、これはGPT化のメリットの一つではないだろうか。
最後に「DALL·E」でも同様に試してみたが、サイズが横長ということもあり他の2つと比べても見劣りすることはなかった。
「日本のアニメ風にして」という追加プロンプトにも対応してくれたが、元写真からかなり離れてしまったのが気になった。

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