AIを活用してソースコードレビューを実施するサービス
AGESTは2月2日、次世代QAエンジニアがAIを活用してソースコードレビューを実施する新ソフトウェアテストサービス「AIテクニカルコードレビュー」を提供開始した。
システム開発において、不具合やパフォーマンス問題、脆弱性を早期検知するための有効な手段として、コードレビューの重要性が高まりつつある。
しかし、コードレビューを実施していないケースや、十分な工数を割くことができないケース、有効なレビューを実施できるエンジニア不足からレビューを実施しても問題が見落とされるケースがいまだに多く見受けられるという。
AIテクニカルコードレビューは、次世代QAエンジニアがAIを活用して、「コーディングプラクティス」「セキュリティー」「パフォーマンス」の3つの観点から、ソースコードに特化した質の高いレビューを実施。
具体的にはAIにソースコードを一次レビューさせる際に、同社がこれまでの支援実績を通じて培ってきた独自のレビュー観点と、AI技術の研究や検証をするAGEST AI Lab.のナレッジを活用したプロンプトやツールを利用することで、精度の高いレビュー結果を効率よく生成できるとする。
AIが生成した問題点や修正コード案に対し、次世代QAエンジニアがその妥当性の確認や修正をすることで、従来より短時間で質の高いコードレビューを実施することが可能となる。
また納品するレポートでは、問題点の指摘にとどまらず、ベストプラクティスや対象コードにあわせたより具体的な修正案の提案を実施するなど、効率的にコード品質を改善したいユーザーにおすすめのサービスだという。
なお、AIテクニカルコードレビューの発表を記念して、AIによるコードレビューに関するオンライン無料セミナーを開催する。詳細は下記を参照のこと。
「AIによる品質向上の新施策!AIによるコードレビュー戦略とは?」
日時:2月15日15時〜15時45分
イベント形態:オンラインセミナー(Zoomウェビナーを使用)
申し込みページ:https://agest.co.jp/news/20240202/
参加費:無料
参加対象:企業の開発部門、QA(品質保証)部門、情報システム部門の担当者、またはPM/PL