親なら知っておきたい人気スマホアプリの裏側と安全設定 第256回
SNS活用のコツは「平時のフォロー」が大前提。家族にも教えよう
災害時に情報収集しやすいオススメTwitterアカウントはこちら!
2024年02月06日 09時30分更新
災害が起きる前にフォローしておきたいアカウントは?
災害時にSNSを活用して情報収集・発信するためにはどうすればいいのか。前回に続いて、活用のコツをお伝えしていきたい。
おすすめの関連記事
災害時のSNSでの情報収集・発信のコツは「だいふくあまい」
X(Twitter)公式ブログの「災害に備えるためのTwitter活用法」によると、災害時に役立つアカウントをフォローしておくことが大切だ。
日本の場合、たとえば下記が代表例として挙げられる。
内閣府防災(@CAO_BOUSAI)
首相官邸(災害・危機管理情報)(@Kantei_Saigai)
総務省消防庁(@FDMA_JAPAN)
国土交通省(@MLIT_JAPAN)
東京都防災(@tokyo_bousai)
NHK生活・防災(@nhk_seikatsu)
ウェザーニュース(@wni_jp)
災害・防災関連情報などを得られる、信用できるアカウントをあらかじめフォローしておき、いざというときは優先的に見るといいだろう。
居住自治体、市区村長アカウントもフォローを
災害・防災関連情報以外にも、自治体での被害状況、避難所や救援物資情報なども得る必要がある。そのため、居住している地域の自治体の公式アカウントや市区村長、知事などのアカウントもフォローしておくといいだろう。
同時に、離れて住む家族の自治体のアカウントなどもフォローしておくと、いざというときに代わりに情報収集したうえで教えてあげられるのでおすすめだ。
また災害時は「信頼できるアカウントがリポストしている情報、フォローしているアカウント」に注目して、それらをもとに収集先を広げていくと情報が得やすくなるので参考にしてほしい。
災害が起きてから慌ててフォローすべきアカウントを探していては、必要な情報が得られず困ったことになりかねない。何も起きていない平時の備えこそが大切なので、ぜひ自分だけでなく家族にも必要なアカウントをフォローしておくよう声掛けしていただければ幸いだ。
著者紹介:高橋暁子
ITジャーナリスト、成蹊大学客員教授。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、監修、講演などを 手がける。SNSや情報リテラシー教育に詳しい。『ソーシャルメディア中毒』(幻冬舎)、『Twitter広告運用ガイド』(翔泳社)、『できるゼロからはじめるLINE超入門』(インプレス)など著作多数。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などメディア出演も多い。公式サイトはhttp://akiakatsuki.com/、Twitterアカウントは@akiakatsuki
![](/img/blank.gif)
この連載の記事
-
第280回
デジタル
【最新】LINEで友だちの連絡先を教える方法を解説 -
第279回
デジタル
日米中韓の高校生にSNSの使い方を聞いてわかったこと。日本は4ヵ国で一番平和 -
第278回
デジタル
グルーミングの性的被害、若者の10人に1人が経験あり。場所はX、LINE、インスタ多し -
第277回
デジタル
LINE Keep終了まで2ヵ月! 写真動画テキストの移動と保存の方法を紹介 -
第276回
デジタル
小中学生にとってX(Twitter)は「知らない子」になりつつある -
第275回
デジタル
日本人の6割がSNSで個人情報の悪用を、7割が炎上トラブルを心配している -
第274回
デジタル
大学生のSNSアイコン「顔がわからない自分」が4割。映えないBeRealは6割弱が利用 -
第273回
デジタル
大学生にもX(Twitter)離れ傾向!? Discord利用率は2割、Threadsは1割止まり -
第272回
デジタル
意外にも「1日1時間以上利用するSNS」がない人は生活満足度が上がる!? -
第271回
デジタル
子どもの2割は知らない人とSNSやゲームでやり取りしている -
第270回
デジタル
受験生の5人に1人はYouTubeで志望校を見つける。Xとインスタは? - この連載の一覧へ