SmartHR、従業員情報を1ヵ所で確認する「キャリア台帳」
SmartHRは2月8日より、同社のクラウド人事労務ソフト「SmartHR(スマートエイチアール)」において、最新の従業員情報を1ヵ所で確認できる新機能「キャリア台帳」を提供する。
タレントマネジメントの推進に欠かせないのが、従業員の役職や等級・評価・資格・スキル・経歴などの「データ」となる。
「人事異動や配置転換」に関する調査によると、「人事異動・配置転換」の成果が出ていると答えた企業のうち65%は「人事データを活用できている」と回答したのに対し、成果を出せていない企業のデータ活用度は22%に留まったという。この結果から、タレントマネジメントとデータ活用には相関関係が強く、タレントマネジメントにおけるデータ活用の重要性がうかがえる。
キャリア台帳は、入社手続きや申請・承認機能などの労務機能や、人事評価、スキル管理などで収集した従業員情報を自動で連携しまとめて確認できる機能で、データ活用しやすい環境に整備することで組織における効果的なタレントマネジメントを推進できる。
具体的には、SmartHRで収集した従業員情報を一元管理できるほか、従業員情報を一覧で表示、従業員情報の表示項目をカスタマイズ、アカウントごとに従業員情報の閲覧権限を付与などが可能となる。
なお、キャリア台帳は、SmartHRの「HRストラテジープラン」、「タレントマネジメントプラン」を利用する企業で利用できるほか、今後はSmartHRを利用しているすべての企業へのオプション提供も予定している。