このページの本文へ

石狩データセンターからの提供を予定

生成AIに最適な“高火力”クラウドサービス第一弾を提供 ― さくらインターネット

2024年01月25日 12時50分更新

文● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

高火力 PHYを提供予定の石狩データセンター

 さくらインターネットは、2024年1月24日、「NVIDIA H100 Tensor コア GPU」を搭載した、生成AI向けクラウドサービス「高火力」の第一弾として、ベアメタルシリーズ「高火力 PHY(ファイ)」を、1月31日より提供を開始することを発表した。

 高火力 PHYは、NVIDIA H100 Tensor コア GPUを、サーバー1台当たり8基搭載。サーバー間の通信を200GbE×4本の回線で実施でき、大規模言語モデル(LLM)などの生成AIを中心とした利用を想定した仕様となる。また本サービスは、さくらインターネットが再生可能エネルギー電源100%で運営する「石狩データセンター」での提供を予定しており、CO2排出量ゼロを実現しながら生成AIを開発することができる。

 高火力 PHYのサーバースペックは、CPUはIntel Xeon Platinum 8480+ ×2、コア数は112(1CPUあたり56)、GPUはNVIDIA H100 SXM 80GB ×8、メモリ容量は2TB、OS用のローカルディスク(NVMeSSD)は400GB×2(RAID1構成)、非OS用のローカルディスク(NVMeSSD)は7.68TB ×4、OSはUbuntu Server 22.04 LTSとなる。

 料金は定価で月額304万6120円(税込)、最低利用期間は2カ月。1年コミットプランは、月額274万1508円(税込)、3年コミットプランは月額243万6896円(税込)となる。いずれのプランも初期費用は無料。

 さくらインターネットは2023年6月、経済安全保障推進法に基づく特定重要物資である「クラウドプログラム」の供給確保計画に関する経済産業省の認定を受けている。AIに関わるコンピューティングリソースを安定供給確保することは、日本のデジタル社会を発展させるために必要不可欠であると考え、生成AI向けクラウドサービス高火力の開発を決定。3年間で130億円規模の投資を行い、今後もサービス拡大を続ける予定。

 また今回の発表には、国立情報学研究所やサイバーエージェント、Sakana AI、エヌビディアなど、生成AIに注力する各企業からの期待のエンドースメントが寄せられている。

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

アクセスランキング

  1. 1位

    ITトピック

    IT技術者の4割が「5年後のスキル陳腐化」に危機感/働くシニアは多いが「長く働きやすい」環境ではない日本/トークンコストの成果証明は難しい、ほか

  2. 2位

    データセンター

    AIデータセンターの「電力・冷却課題」打破へ シュナイダーが営業・設計・現場を直結する新組織立ち上げ

  3. 3位

    TECH

    二酸化炭素を資源に変える新触媒、新しい合金を電気で合成

  4. 4位

    デジタル

    ヤマハ、RTX1300の「ひかり電話アダプターモード」を解説する無料ウェビナーを10月15日に開催

  5. 5位

    サーバー・ストレージ

    「身代金を払えば復元できる」は過去の幻想――約束を守らない攻撃者と変容するランサムエコシステム

  6. 6位

    sponsored

    乱立する文書管理をBoxに統合へ、オークネットは基盤整備で「AIをビジネスの武器にする」

  7. 7位

    sponsored

    ルールは作ったが… 現場の「勝手にAI利用」が止まらない! どうやったら防げた?

  8. 8位

    ソフトウェア・仮想化

    Microsoft IQとは? AIエージェントが必要とする理由は? マイクロソフトの担当幹部が解説

  9. 9位

    IoT

    フィジカルAI時代を見据え、NTTドコビジがNaaS基盤を強化 数万台のIoTデバイスをセキュアに管理

  10. 10位

    デジタル

    Zscaler Internet AccessのIKEv2接続例 ヤマハRTX1300でZIA経由の冗長IPsec VPNを構築する方法

集計期間:
2026年09月22日~2026年09月28日
  • 角川アスキー総合研究所