ナレッジセンスの法人向けChatGPTサービス「ChatPro」追加学習機能
ナレッジセンスは1月16日、同社が提供する法人向けChatGPTサービス「ChatPro(チャットプロ)」において、追加学習機能を正式にリリースしたことを発表した。
ChatProとは、セキュリティーを強化した形でChatGPTを利用しつつ、コスト面でも優位性のあるサービスで、法人・自治体の業務効率を向上させるサービス。チャット内容をAIの学習から守る機能や、プロンプトを社内共有できる機能などを搭載している。
新機能は、ChatGPTに独自データを追加学習できるもので、ファイル形式のドキュメント(docx、pdf、xlsx、txt、csv、URLで特定のページを指定、など)をアップロードし、それに基づいてAIが回答するよう設定が可能。
また、複数ファイルの読み込み、複数のAI作成が可能。ChatProにアップロードできるファイルサイズの上限は、原稿用紙100万枚分までで、デフォルトではこのサイズまで学習ができる。
ChatGPTのデメリットの一つに、回答を生成するために利用した情報ソースが確認できない、という点があるが、新機能では、回答に利用した社内データの参照を常に表示することが可能。これにより、いつでも元のドキュメントを確認し、AIの回答の真偽をダブルチェックすることができる。
なお、新機能はビジネスプラン以上のユーザーで利用可能。