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サービス開始間近! クラシック特化の音楽配信「Apple Music Classical」を解説

2024年01月22日 12時30分更新

文● 山本 敦

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Apple Music Classicalの「今すぐ聴く」「検索」の画面

iPhone/iPadとAndroidのアプリが登場

 Apple Music Classicalは昨年に欧米をはじめとする海外諸地域からiOS、Androidのアプリが導入されました。その後、間もなくしてからiPadOS版アプリを追加しています。ト音記号のアイコンが目印です。

 アプリを立ち上げると、画面の下側には「今すぐ聴く」「見つける」「ライブラリ」「検索」という4つのタブが並んでいます。Apple Musicアプリとの違いは「ラジオ」がないことです。

 「今すぐ聴く」のタブの中には配信がスタートした最新の楽曲や、ユーザーの好みを学習したレコメンデーションが並んでいます。「検索」タブの中には先ほど触れたフリーワードによる検索機能のほか、作曲家、アルバム、アーティストなどにあらかじめ分類されたタイルが並びます。それぞれの中からApple Music Classicalのエディタが厳選したタイトルが見られます。

 クラシック音楽にあまり詳しくない方は、「プレイリスト」を活用するとApple Music Classicalが親しみやすく感じられるでしょう。中には世界トップクラスのクラシック音楽のエキスパートや、自身もApple Music Classicalで作品を配信するアーティストがキュレーションした700以上のプレイリストがあります。例えばピアニストのアリス=紗良・オットがおすすめする楽曲を集めたプレイリストをきっかけにして、クラシック音楽への興味を深めることもできそうです。

 Apple Music Classicalアプリから気に入った楽曲をライブラリやプレイリストに保存すると、ユーザーのiCloudアカウントに連携する形でApple Musicからも参照できるようになります。

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