野田クリスタルさん、裏切りマンキーコングのにしざわ学園さんと風次さんが登場
野田クリスタルさんがボスに挑戦! 『プリンス オブ ペルシャ 失われた王冠』発売イベントレポート
ユービーアイソフトは1月16日、アクションアドベンチャー「プリンス オブ ペルシャ 失われた王冠」(PC/Nintendo Switch/PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox One/Xbox Series X|S)の発売記念イベントを開催した。
今回の発売記念イベントには、マヂカルラブリーの野田クリスタルさん、裏切りマンキーコングのにしざわ学園さんと風次さん、そしてユービーアイソフトモンペリエで本作のゲームディレクターを務めるMounir Radi(ムーニル・ラディ)氏が登壇し、ゲームのプレイを通じて本作の魅力を紹介した。
Mounir Radi氏によると、前作の「プリンス・オブ・ペルシャ 忘却の砂」とは異なり、横スクロールのアクションゲームでマップを探索していく「メトロイドヴァニア」ジャンルのゲームになっているという。
シリーズとしては完全新作のため、ストーリーなどの直接的な繋がりはないものの、これまでに登場した敵などを含めたオマージュが盛り込まれている。そのため「これまでのシリーズ作品を愛してくれたファンなら、今作も愛してもらえるはず」と話していた。
自身も自作ゲーム「野田ゲー」を制作する野田クリスタルさんからは、Mounir Radi氏に「ゲーム開発はバグが発生したりとハプニングだらけだと思います。本作の開発時にはどんなハプニングがありましたか?」と質問すると、「ガイドモードというのを実装していたら、変なアドバイスやルートを案内してしまい、逆に迷子モードになってしまいました(笑)」というエピソードを明かした。
時間をかけてその点は改善されたとのことで、野田クリスタルさんも「テストプレイを重ねないとわからないことは多いですよね」と深く頷いていた。
にしざわ学園さんからは「キレイなグラフィックスが印象的ですが、参考にしたものや資料はありますか?」という質問があった。これに対しては「個人的には『鬼滅の刃』や『ONE PIECE』といった少年マンガからインスピレーションを受けました」という発言があった。にしざわ学園さんは「日本のマンガにインスピレーションを受けたのはうれしいです」と喜びを隠せない様子だった。
風次さんからは「プレイしていて頭を悩ませたのが謎解きの要素です。ゲームのUIやメカニクスでこだわった点はありますか?」というコアな質問がぶつけられた。Mounir Radi氏は「プレイのしやすさと深みのある戦いの両方を目指していました」と話し、ゲームを進めると新しい能力を手に入れられたり、色んな戦い方ができるようになったり、マップを探索できるようになったりする点をアピールしていた。
全員で最高難易度のボスに挑戦!ゲームプレイテクニックを見せつける
その後、Mounir Radi氏による最高難易度のデモプレイが行なわれた。プレイしたのはステージの一部とボス戦で、ゲームプレイを見ていた野田クリスタルさんらは、敵の攻撃をはじき返す“パリィ”に興奮したり、パズル的な要素を意外な解き方で進めたことに驚きの声をあげるなど、本作の魅力を感じていた様子だった。きっちりとボスを倒したMounir Radi氏のお手本プレイを参考に、野田クリスタルさんら3人もボスに挑戦することになった。
最初に挑戦したにしざわ学園さんは、事前にゲームをプレイしていたとのことだが、最高難易度のボスの前に序盤にダウン。再チャレンジではボスの攻撃を上手く避けながら戦い、かなりの善戦を見せたが、ボスの体力を削りきることはできなかった。
続いて挑戦したのは風次さん。かなり順調にボスの体力を削っていくが、一旦ボスが引いた後に帰ってくるという演出で、ボスの下敷きになってしまいダウンしてしまった。「あれってダメージ受けるんですか?!」と驚きを隠せない風次さんに対し、Mounir Radi氏は「その死に方は初めて見ました(笑)」と笑いを隠せない様子だった。
最後に野田クリスタルさんも挑戦。今回は事前にゲームをプレイできなかったとのことで操作の確認から入ったが、ボス戦ではかなり善戦。最終的に倒すことはできなかったものの、そのゲームセンスの高さにMounir Radi氏は健闘を称えていた。
質疑応答で本作の魅力について聞かれ、野田クリスタルさんは「グラフィックスもゲームシステムも最新のですが、昔のゲームのようなシビアさもあるので、幅広い世代にやってほしいですね」と話した。また、にしざわ学園さんはアクション要素のストレスフリーさを、風次さんは謎解きについての魅力を語っていた。
最後に、Mounir Radi氏は本作について「私は子供の頃から日本のアニメを観てきて、日本の文化が好きです。チームの中にも日本のアニメが好きな人がいて、日本愛があります。様々な作品のオマージュなどもあるので、ぜひプレイしてもらえればと思います」と語っていた。
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