ティアフォー、リファレンスプラットフォーム「Edge.Auto」を公開
ティアフォーは1月11日、自動運転システム開発用のリファレンスプラットフォームとしてEdge.Autoを新たに公開し、個別のハードウェアコンポーネントから統合化された自動運転システムまで複数のソリューションを提供開始する。
Edge.Autoは、ティアフォーがこれまでに培ってきた自動運転技術を基に、利用実績のあるセンサーやコンピューターと各種ソフトウェアツールを組み合わせ、最短で自動運転システムの開発に取り組むためのリファレンスプラットフォーム。
各種ハードウェアコンポーネントは、オープンソースで提供されるセンサードライバーやAutowareに含まれるソフトウェアモジュールを用いて動作し、用途に応じて個別のハードウェアコンポーネントから統合化された自動運転システムまで複数の単位構成を選択することができる。
また、Edge.Autoにて提供される各ソリューションは、ティアフォーの既製品であるPilot.Auto(自律系プラットフォーム)やWeb.Auto(開発運用系プラットフォーム)と組み合わせて利用可能。これにより、ユーザーは自動運転システムの開発に必要なソフトウェアやハードウェアの選定、評価、検証を効率化し、独自の自動運転ソリューションを速やかに構築できるという。
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なお、同社はCES 2024のティアフォーのブースにおいて、パートナー各社のソリューションと組み合わせた複数の実演展示をする。