アンドパッド、ブラウザー版「360度画像ビューワー」提供開始
クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を運営するアンドパッドは12月25日、360度画像の閲覧が可能になる「360度画像ビューワー」機能を開発、提供開始した。
建設現場では、施工記録や検査記録、進捗共有などを目的に日々大量の写真を撮影する。デジカメやスマホで撮影する場合、撮り漏れのないよう大量の写真撮影が必要となったり、写真を確認した際に撮り漏れに気が付くなどの課題もあるため、近年では360度カメラが活用される現場も多くなっている。
360度カメラを利用すると、1度の撮影で360度を網羅的に撮影できるため、効率的である一方、映像の確認には専用のビューワーが必要なため、今回、360度画像ビューワー機能を開発したという。
本機能は、ANDPADの写真フォルダーに360度画像を保存し、ビューワーを機動することで、ANDPAD上で上下左右にマウスで写真を動かしながら写真を閲覧できる。
また360度画像特有の歪みも補正して確認できるほか、ANDPAD内に保存することで、該当の案件に関するメンバー全員が360度画像ビューワー機能から360度画像を閲覧できる。
対応画像は、RICOH THETA等で用いられるエクイレクタングラー形式およびデュアルフィッシュアイ形式のJPEGファイル。利用料は無料で、ANDPAD施工管理を利用中のユーザーは全員利用できる。
なお、ブラウザー版は提供開始。スマホ・タブレット向けのアプリでの提供は、2024年春頃を予定している。