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肉食ナベコの「なんでも食べてみる」 第919回

ヒ~

激辛ボンカレー「ジョロキア」を見つけたので食べてみた

2024年01月05日 19時30分更新

文● ナベコ 編集●ASCII

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キケンな雰囲気……!

 ごきげんよう、アスキーグルメのナベコです。昔のTVCMで「おせちもいいけどカレーもね」というキャッチコピーがありましたが、優しい味付けの和食が続くと、反動で刺激の強いものが食べたくなるもの。

 今回、大塚食品のレトルトカレー「ボンカレー MAX ジョロキア」を見つけたので食べてみます。

激辛の唐辛子「ジョロキア」使用のボンカレー

「激辛」の文字が力強い

 ボンカレーはよく知られた「レトルトカレーのスタンダード」とも言うべき存在。こちらの「ボンカレー MAX ジョロキア」は2023年夏ごろに登場した商品のようです。

 ピンと来る方も多いと思いますが、ジョロキア(ブート・ジョロキア)は、唐辛子の一種で、非常に辛いとされている品種です。辛さの数値を表す「スコヴィル値」は100万スコヴィル値程度。この数値は、辛いことで有名なハバネロが25万~45万スコヴィルであるのに対して、およそ2~4倍もあります。

容量230g。箱の厚みもあります。購入価格は378円

 めちゃくちゃ辛そう! 辛いもの好きなので、おそるおそると手に取りながらも興奮。私は、刺激にはそこそこ耐性があるほうで、カレーハウスCoCo壱番屋で一番辛い“15辛”も完食したことがあります(さすがに辛かったけど)。

「赤唐辛子にブレンドされたジョロキアの刺激的な辛さがクセになる」とのこと

 ちなみにコチラ、パッケージに“限定品”と記載があるように、数が限定されているためか、現在は大塚食品の公式サイトでも確認できません。

 今回、近くのコンビニ(セブン-イレブン)でたまたま発見。本体350円+消費税で、378円でした。

 容量230gと、多めのタイプだからか、はたまた辛い商品にコストがかかるからか、若干、定番のボンカレーよりお高めですね。

食べてみた。「ヒ~!!」

   さっそく温めておうちのご飯にかけて食べてみました!

少し赤い

 見た目はやや赤みを帯びていますが、普通のカレーと比べてそこまで「キケン!!」と赤信号を発しているようにも見えませんでした。私の感覚がマヒしているのでしょうか。

 ちなみに、ジョロキアだけを使用しているのではなく、赤唐辛子にジョロキアをブレンドしているようですよ。なるほど、だから見た目が赤いんだ。

 香りは普通においしそうなボンカレーのそれ。ボンカレー自体に馴染みがあることから、そこまで気負わず、気軽にパクリといきました。

カラーイ!!

 「グ、グ、グ。ムーーーーー」

 やばい。これはやられた。一口目からピリピリした刺激が舌と喉を襲います。

 たまに「最初は大丈夫だけど後から辛さがくる」といった類の辛いものがありますが、本商品はジョロキア(唐辛子)の刺激たちが、フォワードとして意気揚々と攻めてくる感じで、しょっぱなから辛いです。※あくまでイメージ

 辛いカレーは、例えばデリーのカシミールカレーなどいろいろありますが「ボンカレーMAXジョロキア」の特徴は、ベースがボンカレーであること。ボンカレーは種類によって、スパイスの配合を変えているとのことですが、それでも基本は、日本人の馴染みがあるご飯に合うレトルトカレーです。

 そこにとんでもない辛い唐辛子がプラス。……そのせいか、唐辛子がめっちゃ引き立っているんですよね!

赤井ツブツブ、唐辛子でしょうか?目視できるほどです

 唐辛子って、辛いだけではなく、それ自体にイガイガした風味があるじゃないですか。そんな“唐辛子感”がしっかりわかるんです。唐辛子好き、ジョロキア好きにはたまらない、……のかな?

 ともかく、ヒ~!! と火を吐くレベル。

 かなり辛いのですが、ココイチの“15辛”あたりに比べたらまだ食べやすいほう。涙目になりながら、ご飯増しにして食べきりました。

具だくさんで、じゃがいもや野菜がゴロゴロと入っています。ただし箸休めになるかと思いきや、じゃがいもにもしっかり辛いカレーが染み込んでいるのでお気をつけて!

 辛い、辛いけど旨いぞ!! 好き(by辛いもの好き)。

辛いものが好きな人は挑戦を

 「ボンカレー MAX ジョロキア」は、食べた後も喉やお腹にカッカとした熱が残る、かなり刺激的な商品でした。激辛商品をお店で注文すると値段も上がってくるので、この価格で激辛を楽しめるのは嬉しいです。

 連日続いた和食のまったりした感じを払拭したい時にぴったり。ただし、辛いのが得意な人に限る!

 限定品で、すでに通販でもあまり扱いがなくなっているようです。辛い物が好きな人は、見かけたらぜひ試してみてください!
 

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ナベコ

酒好きご飯好きのライター、編集者。
♪アスキーグルメでおいしい情報発信中♪

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