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人気スマートウォッチ&バンド深掘りレビュー 第3回

【スマートウォッチレビュー】HUAWEI WATCH GT 4「AIがランニングプランを提案」機能を試した

2023年12月30日 10時00分更新

文● 村元正剛(ゴーズ) 編集●飯島恵里子/ASCII

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筆者は「3kmビギナーズプラン」を選択した。画面の案内に従って、個人データ(生年月日や身長、体重など)、最近の運動量などを入力していくと、プランが作成される

AIランニングプランは日本語の音声案内に対応

 AIランニングプランは「HUAWEI ヘルスケア」アプリの「運動」から作成します。「3kmビギナーズプラン」「ベーシックランニングプラン」「5kmトレーニングプラン」「10kmトレーニングプラン」「ハーフマラソンプラン」「フルマラソンプラン」の6つから選択して、画面の案内に従って入力すると、プランが作成されます。

 筆者が選んだ「3kmビギナーズプラン」では、週3回×5週間のプランが組まれました。最初は、ウォークとランを組み合わせた、比較的楽なコースから始まり、徐々に強度が上がっていく仕掛けのようです。

「HUAWEI ヘルスケア」アプリで、その日の運動の内容を確認してから「開始」をタップ

 実際に使ってみてから気づいたのは、日本語での音声案内にはスマホが必須であること。HUAWEI WATCH GT 4にはGPSが内蔵されているので、スマホを持っていなくても走ったルートを記録でき、スマホがなくてもAIランニングプランを起動できます。ですが、HUAWEI WATCH GT 4本体の音声案内は英語のみ。日本語の音声案内を聞くには「HUAWEI ヘルスケア」アプリからプランを起動する必要がありました。

 筆者は音楽を聴きながら走りたいので、iPhone 15 Pro+Air Pods Proで音楽を聴きながら、イヤホンから音声案内を聞いていました。音声案内が入るときのみ、音楽の音量が小さくなる仕組みです。

ランニングプランはウォッチでも開始できるが、ウォッチから開始すると、英語の音声案内しか利用できない。ウォッチの設定画面を確認したが、音声案内のオン・オフと音量しか設定できなかった

 例えば2分間のランと1分間のウォークを繰り返すインターバルでは、「次のパートはランキング。時間は2分です」などと教えてくれます。「心拍数が低すぎます。もう少しスピードを上げてみましょう」といったアドバイスや、1kmごとにペースを知らせてくれたりもします。英語でもわかりそうな内容ですが、日本語で「引き続き頑張りましょう」などと言われると、励みになるように感じました。

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