配送ドライバーの負担を削減 「Polaris Navi」に新機能追加
お知らせ機能
ウィルポートは2023年12月23日、同社が開発・運用しデリバリーサービス向けに提供しているラストワンマイルDXサービス「Polaris Navi」に、ドライバーとのコミュニケーションを強化するための新機能を追加したと発表した。
「お知らせ機能」は、管理者から現場のドライバーに知らせたい内容がなかなか伝わらない。また、伝わって いるかどうかも確認ができないといった問題に対応。管理者である案件オーナーごとに現場のドライバーに向け、届けたい文章や画像、添付ファイルを含めたお知らせを伝達。かつ現場のドライバーが「確認しました」のボタンをタップすることで情報を確認した事が管理者側でもリアルタイムで分かるようになった。
今後は、配送の複雑化（入館セキュリティーや多様な宅配BOX、代引き、時間指定、置き配等）に対応するため専門職化する配送員の経験やスキルをスコアリングし、ドライバーカルテに反映を予定しているという。
店舗カルテ（業務ルールカルテ）
「店舗カルテ（業務ルールカルテ）」は、共同配送などで不慣れな店舗に行くことも多く、店舗への入店方法や業務ルールが複雑なケースに対応。店舗カルテ機能では店舗への入店方法や業務ルールをアプリ内で確認できるようにし、ドライバーから管理者への問い合わせる必要がなくなるほかドライバー教育にかかるコストも削減。店舗カルテ自体はテキストやPDFなどのファイルだけでも簡単に登録可能。
現場カルテ
「現場カルテ」では、タワーマンションなど大型の建物の場合、管理センターで受付が必要であったり、駐車場所や利用可能なエレベーターの指定があるなどのルールあるなどの問題に対応。現場カルテ機能では、ドライバーが活動するエリアにある配達先の 入館方法や駐車場所など建物ごとのルールを確認できるようにしている。
同社では、来年度にはドライバー向けのサポートツールのさらなる高度化、ドライバーカルテや荷主や配送会社の管理機能の強化、再来年度以降はEVカーの転リースといった機能を順次リリースしていく予定としている。
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