音質・通話音質性能・ノイキャン・着け心地、隙のないイヤホンが欲しいなぁ。
そんな声がどこからか聞こえてきたので、最近イチ押しのワイヤレスイヤホンを紹介しようと思います。
筆者おすすめのイヤホンはSONYの「LinksBuds S」。なぜこれがイチ押しなのか、理由はいくつかありますが、すべての機能が80点なこと。
100点じゃないんかーい、と言われそうですが、ハイエンドには劣るが、すべてが高水準という意味で80点とさせてもらいました。
ノイキャンと外音取り込みについて
まず最近のイヤホン選びで皆さんが結構気になるであろうノイズキャンセリング性能。
これがかなりいい。色んなノイキャンイヤホンを使ってきましたが、2万円台でここまでの性能はかなり上位に入ると思います。
無音とまではいきませんが、日常生活の雑音はかなり高い精度でカットしてくれます。通勤時に電車を使うこともありますが、最寄りの駅を目視で確認しないといけないくらい、「次は~~(駅の名前)」という音が聞き取れないです。
でも安心してください。そんなときは周囲の音も聞こえる「アンビエントサウンド(外音取り込み)」モードに切り替えましょう。
この“外音取り込み”も従来モデルと比べて、信号処理における外音取り込み量を増やすことで、より自然な外音取り込みを実現しているそうで、しっかり、周囲の音を拾ってくれます。
それともう一つ注目なのが、ユーザーの使用環境に応じて、ノイズキャンセリングと外音取り込みを自動で切り替える「アダプティブサウンドコントロール」も搭載されていること。
これがとても便利で、ペアリングしているスマホの加速度センサーにより、①止まっている時/②歩いている時/③走っている時/④乗り物に乗っている時の4パターンの行動を検出。ユーザーの行動に合わせて、あらかじめ各パターンで設定しておいたノイズキャンセリング/外音取り込み設定やイコライザー設定に自動で切り替えてくれます。
つまり事前にアプリ連携で設定しておけば、移動中は外音取り込み、止まっている時はノイズキャンセルと勝手にモードを切り替えてくれるわけですね。かしこいなー。
コンパクト設計がうれしいね
通勤や通学、勉強中など意外と長時間装着することが多いイヤホンですが、着け心地は大事。
本製品は、コンパクト・軽量(片耳およそ4.8g)なのに加えて、耳から飛び出す量を抑えることでイヤホンの重心が頭に近く、安定した装着性を実現しているので長時間の装着でも耳への負担が少なく済みます。
さらにイヤホン本体と耳の接触面を増やした「エルゴノミック・サーフェース・デザイン」を採用しているので、耳の複雑な凹凸にも干渉しにくい形状になっているそう。実際に着け心地もいい感じです。
イヤーピースも4つのサイズ(SS、S、M、LL)が付属しているので、圧迫感のない自分の耳にあったものを選んでつけるといいと思います。
意外と見落としがちな通話品質も良好
イヤホンを装着しているとき通話相手に「なんか声聴き取りづらい」って言われたことありませんか?
筆者は以前、別のイヤホンを使っているときに、相手に声が届きづらくて、イヤホンを外して、Bluetooth接続を切って、スマホを耳にあてるなんて面倒くさいやり取りがありました。
本製品は通話品質品質も良好。理由は高度な音声信号処理をする高精度ボイスピックアップテクノロジーを搭載しているからだそう。簡単にいうとAIによって周囲の環境ノイズを抑え、自分の声をクリアに抽出して相手に届けてくれるようです。
このイヤホンをつかってから相手に「聞こえづらい」と言われたことはなくなったので、その点もかなり推せます。
LinksBuds S おすすめですよ!
いろいろと推しポイントを書いてきましたが、2万円台のワイヤレスイヤホンではベストな製品なのではないでしょうか!
バッテリー持ちもいいし、カラーバリエーションも豊富ですし、男女ともに使えるデザインになっているので、興味を持った人は家電量販店などで試聴してみてはいかがでしょうか。
そして楽しいイヤホン選びの沼にはまってください(笑)。