テクトロニクス、処理速度を向上し、解析とデータ転送を高速化した4シリーズB MSOオシロスコープを発表
株式会社テクトロニクス&フルーク
最先端の計測機能、優れたユーザ・インタフェース、進化した解析機能であらゆる現場の計測課題に対応
テクトロニクス(所在地: 東京都港区、代表取締役: 瀬賀 幸一)は本日、最先端の計測機能、優れたユーザ・インタフェース、進化した解析機能をもつ新しい4シリーズBミックスド・シグナル・オシロスコープ(MSO)を発表しました。
4シリーズB MSOは、優れた測定確度、高い汎用性と操作性を必要とする組込み設計エンジニアに向け、現4シリーズMSOと同様の200MHzから1.5GHzの周波数帯域、6.25GS/sリアルタイム・サンプリング・レート、最大16ビット分解能、受賞歴のあるタッチスクリーン・ユーザ・インタフェースに加え、グレードアップしたプロセッサ・システムを兼ね備えます。
これにより、ユーザ・インタフェースの応答速度が2倍になり、お客様の高度な解析作業を大幅に加速します。
Daryl Ellisテクトロニクス・メインストリーム・ポートフォリオ・ゼネラル・マネージャは以下の様に述べています。
「4シリーズB MSOは、開発期間短縮のプレッシャに日々晒されている回路設計技術者が、より迅速にシステムを解析できるように設計されています。タッチ操作用に専用設計され、直感的で、理解しやすいユーザ・インタフェースは応答速度が一層向上しました。お客様は組込み設計のほとんどすべての課題に快適かつ迅速に取り組むことができます」。
4シリーズB MSOは最大6チャンネルで、三相パワー解析に最適です。また、Spectrum View機能により、複数チャンネルでのスペクトラム時間相関解析も可能にしています。
また、アップ・グレードしたプロセッサ・システムにより、フロント・パネルでの操作の応答性だけでなく、リモート操作スピードも向上しました。
4シリーズB MSOはシンプルなWebブラウザ、専用のTekScopeソフトウェア、あるいはプログラミング・インタフェースを介してのカスタム・プログラムを使って、遠隔でのアクセスや制御が可能です。
また、組込み、自動車、パワー、宇宙航空バス、その他の25種類のシリアル・デコード・パッケージによって、解析作業の効率を大幅に向上します。
加えて、パワー解析、モータ/ドライブ解析、ダブル・パルス・テストのアプリケーション・パッケージに使われているアルゴリズムやプロットの速度も向上しました。
4シリーズの製品プランナーであるJeffrey Millerは以下のように述べています。
「この計測器は、信号のデバッグ、パワー解析、プロトコル解析、ノイズ解析といった日々課題に直面する回路設計技術者にとって、理想的な確度と解析能力を提供します。特筆すべきは、その使いやすさと迅速な解析能力です。」
高度なレベルのユーザ・エクスペリエンスを提供するために、4シリーズB MSOは最先端の光学ボンディング技術を用いて画面コントラストと視野角を向上させた13.3型HDディスプレイを搭載しています。12ビットAD分解能と高速サンプリング・レートと相まって、より深い信号詳細の表示が可能です。
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