電気利用量などを見える化できる「エネルギーダッシュボード」
mui Labは12月4日、「Alexa Smart Properties」の日本での提供開始にともない、同社独自のプラットフォームサービス「muiプラットフォーム」における知見を活用し、Alexaスキル「エネルギーダッシュボード」を提供する。
Alexa Smart Propertiesは、パーソナルAIアシスタントのAlexaを高齢者施設やホテル、マンションなどのビジネスや、地方自治体などの公的サービス向けに提供するサービス。
同サービスのソリューションプロバイダーが、専用のAPIを活用したソリューションを開発することで、事業者は利用者へ向け、独自にカスタマイズしたサービスを提供できる。
mui Labが提供するエネルギーダッシュボードは、カーム・テクノロジーのアプローチを用いた体験デザイン「Calm UI」を採用。
電気やエネルギーの利用量見える化やデマンドレスポンスなどの機能を実装しており、Alexa Smart Propertiesを通じて、Amazonの「Echo Show」シリーズで使用できるという。
今回、大阪ガス実験集合住宅「NEXT21」でエネルギーダッシュボードを活用。大阪ガスがエネルギーダッシュボードを活用することで、利用者はAlexaが搭載されたEcho Show8/Echo Show5でエネルギーの利用データの確認、1ヵ月の予測使用量の通知や運営からのお知らせの受信、大阪ガスが実施する節電デマンドレスポンスへの参加などの機能が利用できる。
なお、本施設におけるAlexa Smart Propertiesの導入はmui Labが対応している。