このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

印南敦史の「ベストセラーを読む」 第15回

『一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方』(加藤俊徳 著、サンマーク出版)を読む

社会人の勉強がはかどる2つのタイミング

2023年12月07日 07時00分更新

文● 印南敦史 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 社会人になってから改めて、「学びたい」「知識を得たい」という意欲が高まってきた。けれども皮肉なことに、学生時代よりも確実に記憶力は衰えている気がする。仕事が忙しいからか、はたまた脳が衰えているからなのか……。

 こうした悩みを抱えている方は、決して少なくないだろう。

 だが、脳内科医/医学博士である『一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方』(加藤俊徳 著、サンマーク出版)の著者によれば、加齢と記憶力の低下を結びつけることは間違いであるらしい。それどころか、記憶力の低下も物覚えの悪さも、加齢による脳の老化が原因ではないと断言するのである。

理由は人それぞれですが、もしかしたらあなたが仕事に熱心なあまり、脳の使い方に偏りが出てきてしまったせいかもしれません。あるいは、得意な脳のルートばかりを使ってきたせいで「脳のおじさん化」現象が起き、脳全体の機能が下がってしまっているのかもしれません。(「はじめに」より)

 そこで本書では、現代人が陥りがちな脳の仕組みや、もっとも効率よく頭が働くようになるための勉強法を解説しているのだ。

 毎日のちょっとした習慣によって大人の“脳力”を強化するための習慣術を紹介した項目のなかから、すぐに実践できそうなアイデアを抜粋してみることにしよう。

Image from Amazon.co.jp
一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン