KOMODOは11月17日(日本時間)に、同社が運営する「Steam Deckオンラインストア」にてValveが開発したポータブルゲーミングPC「Steam Deck」の新モデル「Steam Deck OLED」を発売。前モデルよりどの程度進化しているのか、ASCII.jpの記事をまとめた。
「Steam Deck」の新モデル「Steam Deck OLED」が11月17日に発売決定!
KOMODOは11月17日(日本時間)に、「Steam Deck」の新モデル「Steam Deck OLED」を発売。Steam Deck OLEDは、初代 Steam Deck LCDと同様パワフルなポータブルゲーミングPCでありながら、HDR OLEDスクリーン、より長持ちするバッテリー、さらにより高速なWifiなど、全体的な調整と改良を備えている。価格や販売状況をまとめた。
販売価格
・Steam Deck 256GB LCD:5万9800円
・Steam Deck 512GB OLED:8万4800円
・Steam Deck 1TB OLED:9万9800円
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Steam Deck OLEDはHDR10対応のOLED搭載!従来機とも比較してみた
Steam Deck OLEDとは、名前が示す通りディスプレーHDR対応のOLEDパネルを採用し、SoCが新しくなってバッテリー駆動時間が延長された“初代では見送られた機能を盛り込んだ新しいSteam Deck”である。ストレージが増量された(前述)ほか、Wi-Fi 6Eの採用や構造上の改良、さらにはキャリングケースの改良(1TBモデルのみ)なども見どころだ。
メモリーはLPDDR5-5500からLPDDR5-6400に強化されたほか、バッテリー駆動時間や発熱の改善がみられる。Steam Deck OLEDのSoCはプロセスルールを7nmから6nmにシュリンクすることで、LCD版のSoCよりも省電力かつ低発熱動作を可能にした。
さらにSteam DeckのSoCはSteamOSでは使わない不要な回路(DSPなど)を除去し調達コストを下げているという。同じSoCとは言うものの、シリコンレベルでは着実に進歩しているのだ。記事ではゲームの特定のシーンを表示させた時にフレームレートやCPU/ GPU温度に違いが出るかをチェックしている。
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Steam Deck OLEDはどこが変わった?
ジサトラKTU 311生放送で語ります
アスキーの自作PC大好き集団、自作虎の巻こと“ジサトラ”の小型PC大好きハッチと、年間100台以上のPCを組んで記事を執筆している“KTU”ことライター加藤勝明が、アスキーYouTubeチャンネルで「Steam Deck OLED」の進化を解説。視聴者からの質問に答えながら、実機を触った感想を交えてトークしている。
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