レーザードローンで得た点群データを解析し、森林情報を提供するソフトウェア「DF LAT」
DeepForest Technologiesは、レーザードローンで得た点群データを効率的に解析し、有用な森林情報を提供する「DF LAT(DeepForest LiDAR Analysis Tool)」を開発したと発表した。
DF LATはドローン搭載型のレーザーで上空から取得した点群データから詳細な地形図や樹冠高データなど、森林解析用のデータを生成するソフトウェア。
ドローンで計測したレーザーデータのLASファイル(.las)から地面と植生を検出し、数値地形モデル(DTM, Digital Terrain Model)、数値表層モデル(DSM, Digital Surface Model)、樹冠高モデル(CHM, Canopy Height Model)を自動作成するという。
また、作成したデータは森林解析用ソフトウェアのDF Scannerと併用することで、各樹木個体の検出、樹種識別、そして個体ごとの樹高や材積等の推定が可能。計測要件を満たすことでJクレジット申請も可能となっている。
なお、本製品の利用にはライセンスが必要とのこと。本ソフトウェアの詳細はこちらを参照。