【京都府亀岡市】“顔認証”を使ってスムーズな受付を目指す
亀岡市
子どもに人気の屋内遊び場に “顔認証”を導入する実証実験開始
京都府亀岡市(市長:桂川孝裕)は、サンガスタジアムby KYOCERAを活用したアイディアを全国のベンチャー企業などから募集する「サンガスタジアム・イノベーション・フィールド実証支援事業(以下SIF)」による令和5年度の実証事業の第一弾を開始します。今回の実証事業は、DXYZ(ディクシーズ)株式会社(取締役社長:木村晋太郎、以下DXYZ)の顔認証プラットホーム「FreeiD(フリード)」を活用し、親子で楽しめる遊び場(KIRI no KO(キリノコ)、かめまるランド)の入場受付時の際に、本人確認証の提示のかわりに“顔認証”が有効か、利便性も含めて検証します。
面倒な本人確認を“顔パス”に~今回の取り組み~
今年4月にオープンした亀岡市の木育ひろば「KIRI no KO」は、多い日で400人以上の利用がある子どもと保護者から大人気の屋内施設です。
入場料金の体系が亀岡市民と市外からの利用者で異なるため、市内在住の利用者は、毎回本人確認証の提示が必要となります。今回の実証事業では、亀岡市民の顔登録を行い、顔認証を本人確認証のかわりとして、スムーズな受付が出来るかを検証します。
これまでの経緯と課題
DXYZは、令和4年度にもSIFで今回と同じ“顔認証プラットホーム「FreeiD(フリード)」を使って、学校や習い事教室で現場の負担となっていた出欠確認を顔認証で代用し、さらに保護者に自動的に通知する「子ども見守り顔認証サービス」実証事業を実施し、その有効性が明らかになりました。
<過去のプレスリリース>
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000052338.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000052338.html
実証事業概要
●実証事業のフロー
1、FreeiDサービスへの招待(亀岡市役所子育て支援課窓口で本人確認後に実施)。
2、招待を受けた世帯の代表者1名のFreeiDアプリから家族の顔を登録。
3、子育て関連施設の窓口では、顔認証を活用することで本人確認証の提示が不要に。
●子育て関連施設の詳細
・木育ひろば「KIRI no KO」(サンガスタジアムbyKYOCERA内)
https://kirinoko.com/
・ガレリアかめおか内のこどものあそびば「かめまるランド」
https://www.city.kameoka.kyoto.jp/soshiki/27/3481.html
●実証人数
「KIRInoKO」と「かめまるランド」の両施設が利用できる実証実験は50世帯(募集締め切り済)。
「かめまるランド」のみ利用できる実証実験の参加者募集中。希望者は次へ来庁して手続きを。
<申し込み窓口>
亀岡市役所子育て支援課(TEL0771-25-5126)
●実証期間
2023年10月11日~12月末(予定)
※終了時期は暫定のため、変更の可能性あり。
DXYZが目指すもの
DXYZは、FreeiDを通じて、『顔ダケで、世界がつながる。』を目指しており、1度の顔登録で、日々の暮らしの様々な行動(「入退」「本人確認」「決済」等)を顔認証で繋ぎ、鍵や財布、スマホを持たずに手ぶらで生活できる世界の実現を進めています。
顔認証は、紛失や盗難の恐れがないこと、あらゆる年代の人がいなかる時も持ち忘れることがないことから、「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」を実現することにつながります。
今後、DXYZでは受付での本人確認だけでなく、市民一人ひとりに向けた、バスやタクシーでの優待、クーポンの利用、地域通貨の決済など、様々な市民サービスの提供を目指し、マイナンバーカードとの連携等も検討しています。
▶サービス提供事業者:DXYZ (ディクシーズ) 株式会社
https://dxyz.co.jp/
京都府亀岡市とは
京都府亀岡市は、京都府内で3番目の人口をもち、JR京都駅から快速電車で20分と利便性に優れながら、豊かな自然に囲まれた田舎の良さを残した地域です。
2020年には、サンガスタジアムby KYOCERAが開業し、2021年度からは、スタジアムを活用したアイディアを全国のベンチャー企業などから募集する「サンガスタジアム・イノベーション・フィールド実証支援事業」を実施し、地域の活性化や課題解決を目指しています。
▶詳しくは次へ
https://kameoka-sif.jp/