パフォーマンスを強化した10インチFire HDタブレット
視線操作にも対応
10インチのFire HDタブレットも、プロセッサの強化などにより一新されます。6〜12歳のユーザーをターゲットに見すえた「キッズプロ」のモデルは、数千点の子ども向けの使い放題コンテンツ「Amazon Kids+」を1年分と、2年間の限定保証、専用スリムカバーやペアレンタルコントロールの機能を付けた価格となります。
●10インチ FireOSタブレット「Fire HD 10」
10月18日出荷予定。1万9980円(32GB)
●10インチ FireOSタブレット「Fire HD 10 キッズプロ」
10月18日出荷予定。2万3980円(32GB)
なおFireタブレットシリーズについて付け加えると、2023年の6月に日本でも発売されたフラグシップモデル「Fire Max 11」に、視線トラッキングによりハンズフリー、音声フリーで操作できるアクセシビリティ機能の「Eye Gaze Mode」がソフトウェアアップデートにより加わります。こちらの機能は日本でも使えます。
日本上陸も楽しみ! アマゾンの米国先行発売製品
以下は米国から先行発売されるアマゾンの新しいスマートデバイスです。中には日本に展開される日がそう遠くなさそうな製品もありますが、期待して待ちましょう。
●「Amazon Echo Show 8 Gen 3」
10月出荷開始(米国)。149.99ドル(約2.2万円)
Amazon Echo Showシリーズから、8インチのタッチディスプレイを搭載する第3世代のモデルが登場します。ポイントは1台で空間オーディオ再生に対応すること。スピーカー構成は2基のフルレンジとパッシブラジエーターとシンプルですが、Amazon Echo Studioに続くシリーズの空間オーディオ対応スピーカーとして、空間オーディオエンターテインメントの認知拡大に一役買いそうです。
●「Amazon Echo Frames」
10月出荷開始(米国)、近日発売。269.99ドル(約4万円)から
Alexaに対応するマイクとスピーカーを内蔵する「アマゾンのスマートアイウェア」です。レンズはサングラス・度付き・ブルーライトカットの3種類から選べます。動画を視聴することを目的としていないスマートアイウェアなので、ディスプレイは搭載していません。
Bluetoothで接続したスマホやPCと連携して音楽を聴いたり、ハンズフリー通話に使えます。Echo Framesシリーズは試験的に導入されたDay 1プロダクトから数えると本機が「3世代目」ということもあり、洗練されたデザインになりました。
スピーカーの“音もれ”もよほど大きな音で鳴らさない限り気になりません。通勤電車や静かなカフェでボリュームに配慮すれば活用できる場面は多くありそうです。
●「Fire TV Soundbar」
近日発売。119.99ドル(約1万8000円)
Fire TVシリーズ初の2.0チャンネル構成のコンパクトなサウンドバーです。アンダー2万円の入門機なので、さすがにドルビーアトモスやDTS:Xなどのイマーシブオーディオコンテンツのネイティブ再生には非対応です。ただ、eARC対応のHDMI端子も備えているので、ホームシアター機器やゲームコンソールにつないで便利な楽しみ方ができそうです。Bluetoothによるワイヤレス再生も可能。
いま1〜2万円前後のサウンドバー市場が何気にホットです。本機が参戦することによってますますバトルが激しくなりそうです。