エリアLOVEWalker総編集長・玉置泰紀のアート散歩 第11回

東京を舞台に2年に一度開催される国際芸術祭「東京ビエンナーレ」が始まったぞ

文●玉置泰紀(一般社団法人メタ観光推進機構理事)

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 東京のまちを舞台に2年に1度開催する国際芸術祭、「東京の地場に発する国際芸術祭 東京ビエンナーレ2023」が2023年9月23日に開幕した(〜11月5日)。同芸術祭は、東京のまちに国内外から幅広いジャンルの作家やクリエイターが集結し、まちに深く入り込み、地域住民と一緒に作り上げていく芸術祭でを目指している。2回目となる東京ビエンナーレ2023は、「リンケージ つながりをつくる」がテーマ。同芸術祭の言う「リンケージ」は、人間関係だけではなく、場所、時間、人、微生物、植物、できごと、モノ、情報などあらゆる存在が複雑に関係しながら、刻々と変容していく世界に生きているからこそ見いだされていく「関係性=つながり」を意味している。

 筆者は、東京ビエンナーレの立ち上げから、市民委員会の委員として参画してきた。早速、9月22日に実施されたプレスツアーに参加してきた。

 第一回は2020年に開催予定だったが、コロナ禍の影響で延期され、1年遅れで、「東京ビエンナーレ2020/2021」として、2021年7月10日〜9月5日に開催された。前回は海外からの作家は来日が出来なかったが、今回はみな、東京に集結、オープニングパーティーに集まった内外の多くの作家もリアルの触れ合いに笑顔がこぼれた。

エトワール海渡リビング館(千代田区東神田)で9月22日に行われたオープニングパーティーに集まった作家と関係者

西尾美也『パブローブ 100年分の服』が展示されている海老原商店(東京都千代田区神田須田町)前で筆者

エトワール海渡リビング館に展示されているマルコ・バロッティ『CORALS』

ユニークかつ多彩な文化の地層を持つ都市・東京に、アートという自由な視点で多様な「つながり」をいっぱい見つけた作品が目白押しだ 

 会場は東京の街中に点在しているが、東京都心北東部(千代田区、中央区、文京区、台東区の4区にまたがるエリア)を中心に主要6エリア(谷中・鶯谷・上野・御徒町エリア、神田・湯島エリア、水道橋・神保町エリア、大丸有エリア、日本橋・八重洲・京橋・銀座エリア、東日本橋・馬喰町エリア)で、歴史的建築物、公共空間、学校、店舗屋上、遊休化した建物などを活かし、屋内外問わずに展開されている。

 総合ディレクターの中村政人氏と西原 珉氏からのメッセージは以下の通り。

「東京の地場に発する国際芸術祭・東京ビエンナーレ2023「リンケージ つながりをつくる」の開幕を前にした今、市民とつくりあげていくこの芸術祭がどのようなものになるのか、皆様と一緒に目にすることを待ち望んでいます。 今回の東京ビエンナーレは「リンケージ つながりをつくる」をテーマに準備を重ねてまいりました。

 このたび体験していただくプロジェクトの多くは、東京という場に息づいているつながりを今あらためてとらえること、そしてそこから新しいつながりをつくりあげることを目指して、東京のさまざまな場所から立ち現れたものです。ユニークかつ多彩な文化の地層を持つ都市・東京に、アートという自由な視点がどのような多様な「つながり」を見いだしたのか、夏会期・秋会期を通じてじっくりとご覧いただければと願っています。

 そして、東京ビエンナーレ2023が、皆様一人ひとり、ご自身にとって大切な「つながり」を見いだすことができる場となることを期待します」

西原氏(左)と中村氏

 東京ビエンナーレは、アート × コミュニティ × 産業の掛け合わせ、重ねあいから、「私たちの文化」を「私たちの場所」で「私たちの手で創る」ことを目指している。東京ビエンナーレが目指す活動は、様々な「私」が出会い、「私たち」で共有する事象であり、この地域に昔から暮らす住民と、日本各地、世界各地から集まってきた新しい人々が出会う。“様々な人々が暮らし、働き、遊ぶ国際都市東京で、アートは多様な出自をもつ人々をつなぎ、このまちの歴史を顕在化し、未来を描き出すことで、「私たち」を出現させ、また新たな「私」を発見”していくのが狙いだ。

 「アート×コミュニティ×産業」をキーワードに、地域の人々とともに、「HISTORY & FUTURE」「EDUCATION」「WELL-BEING」「RESILIENCY」を活動コンセプトとして、私たちの文化を、私たちの場所でつくっていくことにより、東京ビエンナーレを「私たち」がつくる新しい都市と文化の祝祭としていく、と言う。

 如何に、エリアごとに作品を見ていこう。

【神田・湯島エリア】 

中村政人『ネオメタボリズム/ガラス』 
 緩やかな傾斜を持つ、コンクリートの空間は、新幹線が降りていく場所。建材のガラスの意味を問い直し、建築の解体プロセスを考える。空間の長さは、約80メートル。解体する現場から板ガラスをもらい、手で粉砕し溶かしてこの形にした。涙のようなガラスのオブジェは全部で約2000個。ガラスにはエネルギーが内在している。土とか砂を1500度で焼くと何でもガラスになる。固定化していない流動体的な分子構造。ステンドグラスも下の方は重力で内部の構造は動いている。今回は、自然に冷やしたい、と考え、ぽたっと落ちるところを固めた。

 今回、このアプローチをとったのは、建築の設計プロセスに解体が入っていない、と言うことへの問題意識からだった。設計時になぜ考える事ができないのか?組み立てる設計は丁寧にするが、解体時は石膏ボード、コンクリート塊、木くず、ガラス等がごちゃ混ぜに分別されないままミンチ解体されている。その一部が不法投棄、野焼き等により不適正に処理されている。この現実に立ち向かうための建築解体方法を部材の設計からやり直し、建築界全体で意識改革を進めることはできないか。そこで、まずはじめに「ガラス」にフォーカスを当ててそのサーキュラーエコノミー(原料→生産→消費→リサイクルのプロセス)に新たなアクションを起こしたのだ。ガラスの感情、悲鳴をコンクリートの中で表現した。この展示が終わったらまた集めて溶かす。この作品はサーキュレーションの準備段階なのだ。

会場  JR秋葉原〜御徒町駅間高架下 (木下製紙横。東京都千代田区神田練塀町81-1)
日程  2023年9月23日〜11月5日。11:00〜18:00。会期中無休
料金  無料

西尾美也『パブローブ 100年分の服』 
 会場は、看板建築として有名な海老原商店。古着屋として明治20年に創業し、既製服や反物など時代に合わせた商品を扱いながら営業を続けてきた。現在の海老原商店の建物が建築されたのは1928年。当時の店主・海老原保蔵と、親交のあった画家との二人三脚で、何度も試行錯誤を繰り返しながら、看板建築様式を採用したファサード(建物正面)のデザインが制作された。当時は関東大震災後の復興期で、今年、2023年は関東大震災から100年の節目となる。そこで、震災から現在まで100年の間に着られた服を募集し「パブローブ」を構成し、人々が生きてきた100年分の時間/生活文化をこれからの東京へとつなげていく事が展示の狙いだ。

 「パブローブ」とは「パブリック」と「ワードローブ」を組み合わせた造語で、 服の図書館のような、誰もが利用できる公共のワードローブを作り出すプロジェクト。アーティストの西尾氏がナイロビのマーケットから着想を得てこの試みが始まった。今年の初夏から、古着、既製服、反物など、装いにまつわる商品が扱われてきたこの場所を拠点に、衣類の提供を広く呼びかけて、集まった100年分の服。しかも、図書館で本を借りるように、店内に掛けられた昔の服を試着して外に出ることが出来る。更には、借りて帰ることもできる仕組みを会期中限定で体験する事が出来る。個人の想いとパブリックの想いが繋がっていく。1階が90年代、2階手前が70〜80年代と時代順に2階奥につながっていく。

 海老原商店は実に魅力的な建物で、階段を2階に上がっていくのが楽しい。看板建築の中でも和洋を取り入れたファサードやガラス等のデザイン、商店と居住スペースをバランスよく配置した間取り、天窓から吹抜けの空間を通して光を取り込む設計などが絶妙。2003年に千代田区景観まちづくり重要物件、2020年には景観重要建造物に指定されている。

 関東大震災後に東京が復興する中で、道路を作るために区画整理がされて狭くなった土地に、多くの店舗兼用住宅が建てられた。それらのお店は、伝統的な日本建築にはない平坦に設計されたファサードを持ち、和洋を組み合わせたデザインやモダンなモチーフが多く採用されていた。1975年、日本建築学会大会の座上で学術用語として「看板建築」が用いられたのを始めに、1994年に藤森照信氏の著書「看板建築」でも紹介された。

会場  海老原商店(東京都千代田区神田須田町2-13)
日程  2023年9月23日~11月5日 11:00~18:00 無休
料金  一般500円 学生300円 高校生以下無料 ※一部無料展示あり

西尾氏

【東日本橋・馬喰町エリア】 

マルコ・バロッティ『CORALS』 
 珊瑚の生態系を模したキネティック・サウンド・スカルプチャー。海面温度、海洋酸性化、紫外線、海流、海面上昇や珊瑚礁の白化に関する環境データに基づいた海洋条件を分析できるAIによって、この作品は駆動される。

 気候危機や珊瑚が直面している脅威についての認識を高めることを目的としている。リアルタイムで抽出した珊瑚礁の白化に関するデータが、AIによるサウンドへ変換され、珊瑚の彫刻から発せられる。さらに、海洋状況に応じた動きと光を発する。サウンドは、サンゴ礁のコロニーの音や、収集した世界のシャーマニズム儀式の音楽などをAIに学習させている。

会場  エトワール海渡リビング館(東京都千代田区東神田1-15-15)3階展示室
日程  2023年9月23日~11月5日 11:00~18:00 無休
料金  エトワール海渡リビング館共通チケット
   一般2,500円 学生1,500円
   ※高校生以下無料

ヒルダー・エリサ・ヨンシュドッティル:『Seeking Solace』 
 《Seeking Solace》は、荘厳なアイスランド民謡に乗せて出演者に極めて私的な告白をしてもらうことで、職場というコミュニティ一般における人間の本質的なテーマを探求する作品。民謡にのせて、極めて個人的かつ人間的な告白の合唱がなされる。

会場  エトワール海渡リビング館(東京都千代田区東神田1-15-15)3階展示室
日程  2023年9月23日~11月5日 11:00~18:00 無休
料金  エトワール海渡リビング館共通チケット
   一般2,500円 学生1,500円
   ※高校生以下無料

佐藤直樹『その後の「そこで生えている。」2014-2023』 
 1フロアを使った迷宮。佐藤氏は「セントラルイースト東京」(2003–10)のプロデュースや、2010年の「アーツ千代田3331」立ち上げにも携わってきた。その後「TRANS ARTS TOKYO 2013」(東京電機大学跡地)参加を機に絵画制作を始め、画集の刊行、太田市美術館・図書館での個展など制作と発表を続けている。今回は2014年から描き・つないできた植物の大型木炭画シリーズを会場で連結し、「東京ビエンナーレ2020/2021」でも発表された同シリーズの現在地を示している。

「2014年に制作をスタートさせた《その後の「そこで生えている。」》は、10年目を前にしたところで300メートル幅に達しようとしている。建築資材であるタテ1,825 × ヨコ915mmのベニア板を横につなぎながら、木炭のみで描き進めてきたものだ。描く場所を求めて彷徨いながら、その場その場で出会った自然のモチーフを写し取っている」

——佐藤直樹

会場  エトワール海渡リビング館(東京都千代田区東神田1-15-15)4階展示室
日程  2023年9月23日~11月5日 11:00~18:00 無休
料金  エトワール海渡リビング館共通チケット
   一般2,500円 学生1,500円
   ※高校生以下無料

中島伽耶子『Yellow walls』 
 巨大な黄色い壁紙の躯体に圧倒される。中を覗くことは難しい。中島氏は、家や壁を用いて「わかりあえなさ」の体験を創り出す。この作品は、初期フェミニズムの代表的文学作品とされるシャーロット・パーキンズ・ギルマンの短編『黄色い壁紙』をモチーフに、配慮すること、壁を越えようとすることを表現している。

 この作品は、「東京のための処方」リンケージに属する。それぞれのテーマとの取り組みを深めているアーティストたちが、作品を通じて自身の世界観に基づいた東京への視点、またはフレーミングを提示していく試み。展示は都内各会場に分散して行われ、現在の世界に横たわる様々な分断をくぐり抜け、社会が回復するための文化的処方となるような、東京のためのひとつながりのプロジェクトとして実施される。

会場  エトワール海渡リビング館(東京都千代田区東神田1-15-15)6階展示室
日程  2023年9月23日~11月5日 11:00~18:00 無休
料金  エトワール海渡リビング館共通チケット
   一般2,500円 学生1,500円
   ※高校生以下無料

ブシュラ・トゥンチ + ケレム・オザン・バイラクター『霊異の庭園』 
 この空間は、あたかも日本の禅寺の庭園を思わせる。そもそも、日本の庭は「見立て」によって、世界を再構築するものだから、正道と言える。実際に、通底する精神性を感じさせる。解体現場から回収されたコンクリートや工業用水シートが、あたらしい日本庭園を現出させた。

 このプロジェクトは、東京の工業空間、余白、境界、定義されていない場所で記録した、ドローイング、グラフィック、3D映像からなる。マルチチャンネルの映像インスタレーションでは、インフラシステムや抽象的な形の工業製品、廃墟やコンクリートに覆われた大地に自生する植物が次第に広がってゆく様子、これらの要素が伝統的な園芸手法に言及しながらグラフィックやテキストを通じて展示される。この奇妙で新しい都市の自然の中に日本庭園特有の美意識を見出しながら、植物や石の歴史的な記憶や変化、そしてそれらが共に現在に何を示すのかを探っていく。

会場  エトワール海渡リビング館(東京都千代田区東神田1-15-15)3階展示室
日程  2023年9月23日~11月5日 11:00~18:00 無休
料金  エトワール海渡リビング館共通チケット
   一般2,500円 学生1,500円
   ※高校生以下無料

ホズィーリス・ガヒード『静かなる内』
 作品の説明パネルには「一人でお入りください」。この部屋のような空間は、白く静謐でものに溢れつつ空虚だ。孤独死が起こりうる環境を再現したこのインスタレーションには、この現象に関する情報や考察に加えて、ビデオパフォーマンスが展示される。パフォーマンス・アーティストのホズィーリス・ガヒード(ブラジル)は、この展示が、社会的・個人的な変化を起こし、つながりの可能性を再構築し、さまざまな形の交流を試みるための方法をめぐる会話のきっかけになることを目指している。

会場  エトワール海渡リビング館(東京都千代田区東神田1-15-15)3階展示室
日程  2023年9月23日~11月5日 11:00~18:00 無休
料金  エトワール海渡リビング館共通チケット
   一般2,500円 学生1,500円
   ※高校生以下無料

コマンドN『天馬船プロジェクト2023/日本橋川(展示)』 
 東京ビエンナーレの第1回でも実施され、筆者も参加したが、その時の船も含め展示。このプロジェクトは、木造和船のミニチュアを日本橋川に一万艘浮かべ、東京の水辺の魅力を再発見するコミュニティアートプロジェクト「天馬船プロジェクト2023/日本橋川」。10月29日に開催されるタイムトライアルにおいて、日本橋川を流れる「ミニ天馬船」の様子に加え、2004年富山県氷見市、2021年神田川で行われた天馬船プロジェクトの記録映像、さらに水辺にまつわる専門家や地元の方々、参加者の声を集めたドキュメンタリーを上映する。

会場  エトワール海渡リビング館(東京都千代田区東神田1-15-15)2階展示室
日程  2023年9月23日~11月5日 11:00~18:00 無休
料金  エトワール海渡リビング館共通チケット
   一般2,500円 学生1,500円
   ※高校生以下無料

藤幡正樹『超分別ゴミ箱 2023』 
 このプロジェクトは、日常的なゴミの分別を極端に推し進めたらどうなるのだろうかという疑問から始まっている。夏会期から始まったワークショップを通じて、作家だけでなく参加者やその家族もプロジェクトに関わり、さらにパートナー企業などもプロジェクトを通じてつながるなかで、活動を展開してきた。この展示では、参加型の展開によるこのプロジェクトの成果や作品を展示する。参加アーティスト:安西剛、上田麻希、生形三郎、ブルース・オズボーン。プロジェクトメンバー:藤幡正樹、乾義和、長峰宏治、東京都立工芸高等学校、その他参加者、自治体、企業、各種団体等。

会場  エトワール海渡リビング館(東京都千代田区東神田1-15-15)1階展示室
日程  2023年9月23日~11月5日 11:00~18:00 無休
料金  エトワール海渡リビング館共通チケット
   一般2,500円 学生1,500円
   ※高校生以下無料

【大丸有エリア】 

薄久保香『すぐ傍にみつけたあなたの分身』 
 写真、CG、油彩と3つの制作行程を経た独自の手法で、「意識だけでコントロール出来ない世界」を描き出した。薄久保氏は、この街に実在する数名の女性たちを取材し、その人物の内省的世界を描くという、新たなアプローチを試みている。取材をした女性たちとの共同制作ともいえるこのシリーズは、複写とデジタル加工を経て「壁画」(シールプリント)として街に掲げられる。大丸有で働くある匿名の人の物語ではあるが、薄久保氏は「パーソナルな視点から大きな世界を描き出したい」と語る。壁画は大丸有エリアの複数箇所に設置し、道ゆく人々にその意味を考えさせ、あれこれと想像を楽しませてくれる。

会場 三菱商事ビル(東京都千代田区丸の内2-3-1) 国際ビル(東京都千代田区丸の内3-1-1)
日程 2023年9月23日~11月5日 
   会場① 三菱商事ビル 会期中終日公開 
   会場② 国際ビル 平日 8:00~23:00|土 ~22:00 日祝 10:00~22:00
料金 無料

三菱商事ビルの作品と薄久保氏

シャーロット・デ・コック『HYPERNOVA』 
 シャーロット・デ・コック(ベルギー)は、大丸有エリアを舞台に、屋外壁画を制作。「Schön! Das Leben ist Schön!」(美しい! 人生は美しい!)をスローガンに掲げ、箱に閉じこもることからの解放を訴える。タイトルの「ハイパーノヴァ」は、人間の創造性のエネルギーと私たちを取り巻く環境との循環、つながりを意味している。

会場  大手町ファーストスクエア(南側壁面。東京都千代田区大手町1-5-1)
日程  2023年9月23日~11月5日(9月18日からライブペインティングを始めていた)
料金  無料

完成形

シャーロット氏

ライブペインティング中の撮影

ライブペインティング中の撮影

【谷中・鶯谷・上野・御徒町エリア】 

小池一子ほか『ジュエリーと街 ラーニング』 
 「ジュエリーと街 ラーニング」は、日本有数の宝石・ジュエリー卸問屋であり、その加工職人も集う御徒町を訪ね、人に一番身近な創造物=ジュエリーを再発見・再創造するプロジェクト。 一般公募で集まったメンバーたちと、御徒町から外神田の街並みに専門店、職人さんを訪ね、貴金属や宝石の多様性を知る。家で眠っている古い装身具をコンテンポラリー・アクセサリーにつくりかえる。プロフェッショナルな造り手のアシストや関連する文化の講座にヒントを得る。こうした試みを、参加者自身が行動し、学び、楽しむクリエイト・リンケージ・プロジェクトと名づけた。

 たとえば、メンバーが祖母の形見の指輪をペンダントにするという計画を持って参加するのなら、私たちはそこに縦のリンケージを発見出来る。この展示では、2023年春から秋にかけて進行してきた活動から生まれたジュエリーをはじめとする、活動の成果を展示している。

会場  ノーガホテル 上野(東京 東京都台東区東上野2-21-10)
日程  2023年9月23日〜11月5日 11:00~18:00 無休   
料金  無料

■開催概要 

名称  東京の地場に発する国際芸術祭 東京ビエンナーレ2023
テーマ  リンケージ つながりをつくる
会期  2023年9月23日~11月5日 
会場  東京都心北東エリア(千代田区、中央区、文京区、台東区の4区にまたがるエリア) 、歴史的建築物、公共空間、学校、店舗屋上、遊休化した建物等(屋内外を問わず) 
料金  無料(一部プログラムは有料)※入場券&割引クーポン付きガイドブックも販売中
   ① エトワール海渡リビング館    一般2,500円 学生1,500円 高校生以下は無料 
   ② 寛永寺 一般1,500円 学生900円 高校生以下は無料
   ③ 海老原商店 一般500円 学生300円 高校生以下は無料
   ④ 顔のYシャツ 一般500円 学生300円 高校生以下は無料
公式ウェブサイト

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