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「タフ」シリーズの最新モデルです

顕微鏡のような写真が撮れる防水カメラ「OM SYSTEM Tough TG-7」発表!

2023年09月27日 11時30分更新

文● ASCII

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 OMデジタルソリューションズは9月27日にToughシリーズの新型コンパクトカメラ「OM SYSTEM Tough TG-7」を発表した。

 2019年に発売となった前モデル「TG-6」の後継機で、水深15mの防水性能や1センチまでの接写機能が特徴。価格はオープン(市場想定価格7万円前後)で、10月13日発売予定。

OM SYSTEM Tough TG-7発表

 TG-7は、ボディー各部のシーリング構造や、電池蓋など開閉部のダブルロック機構の採用により、水深15mの防水性と砂や埃にも強い防塵性能を実現。専用防⽔プロテクター「PT-059」(別売)の併用で水深45mまでの本格的な水中撮影も可能となる。

OM SYSTEM Tough TG-7発表

 また、-10℃の耐低温性、レンズ最前面をダブルガラス構造にすることで耐結露性も備え、スキーや冬季のアウトドアでも使うことができる。

 2.1mからの落下に耐える耐衝撃性、100kgfに耐える耐荷重性もあり、山岳などの撮影環境においても撮影が行える。グリップにすべり止めを施し、濡れた状態で握っても滑りにくい。

OM SYSTEM Tough TG-7発表

 撮像素子は1/2.33型サイズで、1200万画素。レンズは7群9枚の光学4倍ズームで、35ミリ換算で25~100mm相当。広角端はF2.0と明るいため、動きのある被写体を撮る場合でも、速いシャッター速度で被写体ブレを抑えられる。

OM SYSTEM Tough TG-7発表

 レンズ先端から最短1cmまで近づけ、最大撮影倍率7倍相当(35mm判換算)の近接撮影能力をもつ。「顕微鏡モード」、「顕微鏡コントロールモード」、「深度合成モード」、「フォーカスブラケットモード」の4種類の撮影モードを装備。最大撮影倍率は7倍相当(35mm判換算)だが、ワンタッチで1倍2倍4倍など切り替えて観察・撮影もできる。

OM SYSTEM Tough TG-7発表

 被写体の明るさ不足を補うことができるLEDライトガイド「LG-1」、フラッシュディフューザー「FD-1」(ともに別売)からなる多彩なマクロシステムによって、肉眼を超える極小の世界をより鮮明に写すことが可能になる。

OM SYSTEM Tough TG-7発表

 水中撮影でも、「水中ワイド」「水中スナップ」「水中マクロ」「水中顕微鏡」「水中HDR」の5つのモードを搭載。水中でのホワイトバランスは水深を目安にし、「水中・浅瀬」、「水中・標準」、「水中・ディープダイビング」の3種類を備え、水中撮影モードの設定に応じて自動で切り替わるほか、手動での切り替えも可能となる。また、フィッシュアイコンバーターやテレコンバーターも別売で用意されている。

 カメラ内にGPS、気圧、方位、温度の各センサーを内蔵。移動中の位置情報(緯度・経度)や気温・水温、標高(水深)、方位のトラッキングデータを自動で取得する。スマートフォンアプリ「OM Image Share(OI.Share)」に取り込めば、移動や標高(水深)の軌跡と撮影した映像を連動して表示することが可能な「フィールドセンサーシステム」も搭載する。

 本体サイズは約113.9×65.8×32.7mmで、重さは充電池とメモリーカード込みで249グラム。ボディカラーはレッドとブラックの2種類となっている。

 

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