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3D都市モデルを活用して子育て支援、避難支援、聖地巡礼、婚活!? 多彩なアイデアが登場した女子大PLATEAUブートキャンプ

「Project PLATEAU ブートキャンプ for Women’s University Students 2023」レポート

特集
Project PLATEAU by MLIT

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自分専用のウォーキングコースを作成できる「まっぷるす」(オーディエンス賞)

 参加者の投票によるオーディエンス賞を受賞したのは、PLATEAUの地理情報を利用した自分専用のウォーキング・ランニングコースを作成できるアプリ「まっぷるす」(チーム「おーたんズ」)。「まっぷるす」というネーミングはマップとヘルスを掛け合わせた造語だ。

 健康意識のある人をターゲットに、自分に最適なウォーキングやランニングのコースを作成するサービスとなっている。たとえば、道の高低差や日陰の選択、街灯の情報、さらに混雑状況をリアルタイムで取得するなど、個々のニーズに合わせたルートを提案してくれる。

 また、過去に歩いた記録や消費カロリーなどを後から見返すこともできる。プレゼンでは、ルート検索後のビジュアルを「Re:Earth」の画面で再現した。

「まっぷるす」の画面(ホーム、ルート検索後、記録)

「Figma」で作成したプロトタイプにて、「高齢者が健康目的で、昼間、暑さを避ける道を提案する」と「若い女性でダイエットを目的で、夜間、暗い道を避ける道を提案する」例が紹介された。前者には、高低差が少なく、暑さよけオプションにより日陰や室内の道を提案。後者には、高低差がある消費カロリーが多いコース、オプションで夜道明るめ、コンビニありを選択することによって安心できる道を提案。街灯のデータを利用することで、街灯の多い、明るい道を提案することができるとする。

高低差の少ないコース × 暑さを避ける道

高低差のあるコース × 暗い道を避ける

 内山氏から、昨年、ほぼ同じ趣旨のアプリを国交省が作ったという話があった。そちらは高齢者を対象に運動強度とその効果を図るというものだが、都市の若い世代をターゲットにするソリューションとして日陰の計算や街灯の情報を盛り込むというのは非常によい観点ではないかと述べた。

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