北九州市にてトライアル版ものづくりオープンイノベーションプラグラムを開催
北九州市はトライアル版ものづくりオープンイノベーションプラグラム「Maker’s Open Innovation Trial(通称:MIT-K)」を開催する。
本プログラムはオープンイノベーションプログラムの一歩手前のチャレンジプログラムとして今年度新たにスタートしたもの。北九州市の特色であるハードウェアに関連するものづくりを通じて、リソースを有する市内企業(共創企業)と、アイデア・技術・機動力を有する全国のメイカーズ(ものづくりに興味のある企業/団体/個人/学生)と協業。イノベーションのきっかけを創出することを目的としている。
企業との協業が知識や経験がない採択者でも安心して参加できるよう、ハードウェアの開発(試作品含む)から知財や法務までの各種手厚い支援や市内までの旅費交通費や開発費などに使える協業支援金(各社最低100万円~)を用意。また、本プログラムはあくまでトライアルとなるプログラムであるため期間中に確実な結果を求めるような高いハードルは設けていないという。
また、採択者には北九州市が専任の担当者(コーディネーター・ハードウェア開発専門家)を派遣しチーム伴走型で支援を実施。協業やPoCの進め方、設計・開発・量産化〜事業化、秘密保持から成果物の知財の取り扱いまで万全のサポート体制で協業を支援する。
なお、本プログラム以外にも全5プログラムが連携して北九州市で支援するため、メンターやコーディネーター以外にも様々な市内の企業や団体からの支援が受けられるとのこと。詳細はこちらを参照。
Maker’s Open Innovation Trial
募集要項:ものづくりに関心のある全国の企業・団体・個人・学生であること
想定する成果がハードウェアに関連する何らかのイノベーションを目的としたものであること
※提案する内容がゼロからの試作品開発もしくは既に開発済みのプロダクトの改修や実証が対象(単なる既存プロダクトの販売に該当する場合は対象外)
※提案する領域やテーマは何でもOK(全共創企業共通)
※提案する内容がソフトウェアであっても共創企業のハードウェアと組み合わせたものであれば応募可能
※プログラム応募用に何人かでチームを組成して応募することも可能
※実績や経験が無くても応募可能
※成果の確約、市内拠点設置などの応募に当たっての制約は一切なし
エントリー期間:9月4日~10月3日
申込:公式サイトより申込