ちなみにシステムハブには出力が2チャンネルあり、1チャンネルあたり最大7台のデバイスを接続可能。つまり、最大14のデバイスを接続できることになる。
システムハブは多数のコネクターを並べる必要がないため、とてもコンパクト。これならケース内に設置するのも簡単だ。
対応デバイスはまだ少ないが、それでも120mmファン、140mmファン、240mm~420mmラジエーターの水冷CPUクーラー4種をラインアップ。ファン数の多いデバイスが用意されているため、ケース内のケーブルが激減することは間違いない。
アクセサリーとして長さの異なるケーブルや、ファンを接続するコネクターなども登場している。コネクターは基本的にファンに付属しているため、購入する必要はない。取り外して失くした場合の予備、と考えるといいだろう。
実際どのように接続して使うのか、なかなかイメージがつかめない。そこで、ケースに組み込む前に、水冷CPUクーラーとケースファンを接続してみたのがこれだ。
この例では、左下のシステムハブから始まり、水冷CPUクーラー(水冷ヘッド+ファン×3)、ケースファン×2、ケースファンと接続している。水冷CPUクーラーのようにファンを並べて設置する場合は、コネクターで直に接続する。
気になるデバイスの数え方だが、基本的に光るパーツ単位だと考えてもらえれば間違いない。この水冷CPUクーラーであれば、水冷ヘッド+ファン×3となり、扱いとしては4デバイスとなる。2連のケースファンも2デバイスと数えるので、この例では全部で7デバイス、1チャンネルでの最大数となるわけだ。
これ以上ファンを増設したい場合は、システムハブにあるもう1つのチャンネルへと接続するようにしよう。