データ管理を効率化し、生産コストの最適化を支援するクラウド養殖管理ソフト「uwotech(ウオテック)生産管理」リリース
Aquacraftは8月22日、クラウド養殖管理ソフト「uwotech(ウオテック)生産管理」の正式版をリリースした。
本サービスは、養殖生産者のデータ管理を効率化し、生産コストの最適化を支援するサービス。現場の漁場を鳥瞰した場合の生簀構成をスマートフォン上に再現し、どの生簀にどのような魚が居るか直感的に把握し、簡単にデータを入力・管理可能となっている。
また、生簀ごとに池入時からの原価がどのように推移しているかを毎月自動で分析し、グラフ化。出荷したい時期・重量をもとに作成した生産計画とこれまで発生してきた原価の両方を意識しながら飼育することで、給餌戦略の最適化を支援するという。
そのほか、在地尾数や水温、成長曲線、B品率といった生産管理指標を自動で計算・分析・グラフ化し、分析に要する専門知識や複雑なデータ処理は一切必要なく、ワンタップで知りたい結果をすぐに知ることができるとのこと。
今後、同社は将来の成長予測や生産計画の改善、適正な給餌水準の提案などの機能開発を進めていくという。