54項目を自動で読み取り可能なCommercial Invoice向けAI-OCR「Flax Scanner for 貿易書類 Commercial Invoice汎用モデル」
シナモンAIは8月9日より、Commercial Invoice向けのAI-OCR「Flax Scanner for 貿易書類 Commercial Invoice汎用モデル」を販売する。
本製品は、使用頻度の高さや優先度などで整理した54項目を自動で読み取り可能な特徴量学習型AI-OCR。専用モデル構築までのコストと時間が不要で、スピーディーに導入することができるという。
特徴量学習型AI-OCRはAIに膨大なデータを学習させることで、特徴(パターンや一貫性)を見つけ出し、そのデータが何のデータであるのかをAI自身に特定させる学習方法を採用。事前の座標定義が不要なため、フォーマットが無数に存在する貿易書類にも対応することが可能となっている。
読み取り対象となる項目などの詳細はこちらを参照。
今後、シナモンAIはCommercial Invoiceに続いてニーズのあるPacking List(包装明細書)、Bill of Lading(船荷証券)、Arrival Notice(貨物到着通知)など、帳票ごとの汎用AI-OCRの開発・導入拡大を目指すとのこと。