大学や企業のPCを組んでいる吉川さんおすすめのレシピはコレ
ゲームや魅せるPCなど、個人の希望だけでなくビジネスユースの要望にもしっかりと応えてくれるアプライド。今回、おすすめのレシピを提案してくれたのは、おもにアプライド博多店と同じ敷地内にある生産工場で、大学の研究室や企業などで使われるワークステーションなどのPCを組んでいるという吉川さんだ。大学の単位を取り終えたあとのあいた時間に、大会出場を目指して、「フォートナイト」を終日プレイしていたとのこと。
現在も1世代前ではあるが、Ryzen 7 5800X、GeForce RTX 3080といったハイスペックな構成のPCで、「エーペックスレジェンズ」や「Escape from Tarkov(エスケープ フロム タルコフ)」、「Tom Clancy's XDefiant」といった競技性の高いFPSゲームをプレイしているという。
そんな吉川さんが提案してくれたレシピのコンセプトは、抑えられるところの価格はなるべく抑える、デザイン良いケース、おもなFPS系ゲームでフルHD@144~165fpsプレイを実現、動画配信・編集を行なえる、といった旬な要望を網羅している。
価格は約32万円になるが、ゲーミング液晶ディスプレーと組み合わせた高リフレッシュレートゲーミングや、ゲームプレイ動画や撮影した写真などの編集作業、USBキャプチャーユニットやマイクなどを追加しての動画配信などを快適に行えるスペックになっている。
フルHD@144~165fpsプレイを実現できる、見た目良好なゲーミングPC | ||
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CPU | AMD「Ryzen 7 7700X」 (8コア/16スレッド、最大5.4GHz) |
4万3779円 |
CPUクーラー | NZXT「Kraken 280 RL-KN280-B1」 (簡易水冷、280mmラジエーター、140mmファン×2) |
2万4970円 |
マザーボード | ASRock「B650 PG Lightning」 (AMD B650、ATX) |
3万3980円 |
メモリー | TEAM「TED516G4800C4001」×2 (16GB、DDR5-4800) |
1万5780円 |
ストレージ | Western Digital「WD Blue SN570 NVMe SSD WDS100T3B0C」 (1TB M.2 SSD、PCIe 3.0) |
8280円 |
ビデオカード | ZOTAC「ZOTAC GAMING GeForce RTX 4070 Ti AMP Extreme AIRO」 (GeForce RTX 4070 Ti、12GB GDDR6X) |
13万9790円 |
PCケース | NZXT「H7 Elite Black CM-H71EB-01」 (ATX、ミドルタワー) |
3万4320円 |
電源ユニット | CORSAIR「RM850e」 (850W、80PLUS GOLD) |
1万6480円 |
電源ケーブル | CORSAIR「PCIe 5.0 12VHPWR PSU Cable CP-8920284」 (12VHPWRケーブル) |
2580円 |
総額(税込) | 31万9959円 |
※価格は7月12日調べ。店頭価格ならびに在庫を保証するものではありません。
価格と性能のバランス良いRyzen 7をベースに構築
CPUとともに、発売当初ハードルとなっていたDDR5メモリーが大幅に値下がり。十分なゲーミング性能とともに、人気上昇中のRyzen 7 7700X。当然、性能が上回るCore i7-13700Kも人気だが、冷却に360mmラジエータークラスが欲しくなるなど、CPU以外でも予算アップする。そのため、吉川さんの“抑えられるところの価格は抑える”のコンセプトに沿って、Ryzenをチョイスしている。
マザーボードも、価格を抑えたB650チップセット採用マザーボードのASRock「B650 PG Lightning」を選択。Wi-Fi 6は非搭載だが、2.5ギガビットLANや、複数のゲーミングデバイス、配信関連のデバイスを問題なく接続できる12基のリアUSBポートなど、必要な十分な機能を備える。そのうえ、ASRockは自作初心者や久しぶりに自作する人が安心して組めるCPUソケットのピン折れ保証(購入後3ヵ月間)があるのも選んだ理由とのこと。
また、DDR5メモリーには、価格がアップする高速タイプを避けて、DDR5-4800規格を組み合わせたとのこと。とは言え、容量は16GB×2枚の計32GBなので、ゲームや写真の編集、イラスト作成などに不安なし。M.2 SSDも、「PCIe4.0対応の低価格モデルも良いですが、ゲームの体感はそこまで変わらないなら、1TB 8000円台前半で買えるPCIe3.0対応モデルで良いでしょう」とのことで、Western Digital「WD Blue SN570 NVMe SSD 1TB」をチョイスしている。
CPUクーラーは、280mmサイズラジエーターを採用する「Kraken 280」だ。定番簡易水冷ユニット「Kraken」シリーズの最新モデルで、ウォーターブロックにCPU温度などを表示できる液晶ディスプレーを備えている。
吉川さんが選んだPCケースは、フロントにRGB LEDファンが標準搭載されている。その3基のファンはそのままに、「Kraken 280」のラジエーターを取り付けるのも良いし、ビデオカードのエアフローを重視して、付属ファンとともにケーストップに取り付けるのも良いだろう。
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