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田口和裕の「ChatGPTの使い方!」 第7回

仕事に使えるChatGPT Excel作業を効率化する

2023年07月21日 09時00分更新

文● 田口和裕

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やりたいことに必要な機能と手順を教えてもらう

 いわゆる逆引き辞典のように「やりたいこと」から必要な機能と手順を教えてもらうこともできる。説明がわからなかったら「もっとやさしく教えて」と聞き返したり、期待していたものと違うものが提示されても「ここを改良してほしい」と伝えることで、段階的に正解に持っていくことができる。

ChatGPT

 結果はこちら(クリックで拡大表示)。

 2つのシートの差分を調べる方法を聞くと、3つの候補を出してくれた。

データ整理の手助けをしてもらう

 半角全角が混じったデータを統一したり、姓名や住所を指定のフォーマットに直したりといった地味に手間がかかるデータの整理作業も可能だ。

 結果はこちら(クリックで拡大表示)。

 バラバラな形式が入り混じった住所のデータを郵便番号、都道府県、市区町村、町名、番地、建物名にきちんと分割して表形式で表示してもらった。
 無料版のGPT-3.5の場合、全角半角が統一されていなかったり、住所の区切りを間違てしまったりといったこともあるが、その場合は「◯◯は町名ではなく番地です」のように訂正してやれば、同セッション内に限られるが、次から同じまちがいはしなくなる。
 また、「ChatGPT Plus」にサブスクライブしてGPT-4を使えばまずまちがうことはない。

 あとは生成されたデータをそのままコピーアンドペーストでExcelに持っていけばよい。

CSVのダミーデータを作成させる

 負荷テストなどの目的でCSVのダミーデータが必要になるときがあるが、これもChatGPTの得意技だ。

 結果はこちら(クリックで拡大表示)。

 今回はExcelで処理しやすいようCSV(カンマ区切り)と呼ばれる形式で作成する。このようにサンプルを入力するだけで項目を把握し、適切なダミーデータを作成してくれた。「Copy Code」をクリックしてデータをコピーしよう。

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