やりたいことに必要な機能と手順を教えてもらう
いわゆる逆引き辞典のように「やりたいこと」から必要な機能と手順を教えてもらうこともできる。説明がわからなかったら「もっとやさしく教えて」と聞き返したり、期待していたものと違うものが提示されても「ここを改良してほしい」と伝えることで、段階的に正解に持っていくことができる。
結果はこちら(クリックで拡大表示)。
2つのシートの差分を調べる方法を聞くと、3つの候補を出してくれた。
データ整理の手助けをしてもらう
半角全角が混じったデータを統一したり、姓名や住所を指定のフォーマットに直したりといった地味に手間がかかるデータの整理作業も可能だ。
結果はこちら(クリックで拡大表示)。
バラバラな形式が入り混じった住所のデータを郵便番号、都道府県、市区町村、町名、番地、建物名にきちんと分割して表形式で表示してもらった。
無料版のGPT-3.5の場合、全角半角が統一されていなかったり、住所の区切りを間違てしまったりといったこともあるが、その場合は「◯◯は町名ではなく番地です」のように訂正してやれば、同セッション内に限られるが、次から同じまちがいはしなくなる。
また、「ChatGPT Plus」にサブスクライブしてGPT-4を使えばまずまちがうことはない。
あとは生成されたデータをそのままコピーアンドペーストでExcelに持っていけばよい。
CSVのダミーデータを作成させる
負荷テストなどの目的でCSVのダミーデータが必要になるときがあるが、これもChatGPTの得意技だ。
結果はこちら(クリックで拡大表示)。
今回はExcelで処理しやすいようCSV(カンマ区切り)と呼ばれる形式で作成する。このようにサンプルを入力するだけで項目を把握し、適切なダミーデータを作成してくれた。「Copy Code」をクリックしてデータをコピーしよう。

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