行動科学を誰もが日常的な生活や業務に取り入れられる行動変容シミュレーター「CogPot」β版
Godot(ゴドー)は6月29日、行動変容シミュレーター「CogPot」β版を開発した。
CogPotは、促したい行動を一行入力するだけで自動的に行動プロセスマップが生成されるもので、行動変容の施策初期にかかる工数を99%削減できるという。
同社は行動科学と機械学習による社会課題解決をめざすスタートアップとして2022年7月に設立。これまで、独自の行動変容AI「ナッジAI」を活用して、がん検診や特定健診の受診率向上や、SMS(ショート・メッセージ・サービス)と組み合わせた地方自治体向けソリューション「BetterMe」の開発と提供などの実績がある。
CogPotは行動科学を誰もが日常的な生活や業務に取り入れることができるもので、促したい行動目標を一行入力すると、およそ1分後に行動プロセスマップ、各プロセスにおける阻害要因、各阻害要因に紐付く推奨行動変容手法、各行動変容手法に基づくコンテンツ例が自動生成される。
すでに大手金融機関、政令指定都市、大手通信事業者、シンクタンク等で活用されており、今後、テストマーケティングを踏まえUI/UXを改良し、今秋より一般向けクラウドサービスの提供を開始する予定という。