商談解析AI「JamRoll」、Salesforceに自動で商談要約を書き込む新機能追加
株式会社Poeticsは2023年5月23日、商談解析AI「JamRoll」において、「Salesforce」との連携によって商談の要約を自動で書き込む新機能をリリースしたと発表した。
「JamRoll」はAIがオンライン商談を自動で録画し、文字おこしや分析を行う商談解析AIで、ZoomやGoogle Meet、Microsoft Teamsといったビデオ会議アプリに対応している。人の代わりにAIが書記として商談に同席することで、人が同席する手間の削減と一人当たりの月次商談数増加といった効果が見込まれる。また、商談時の議事録作成や営業支援ツールへの入力工数の削減、オンライン商談における生産性向上を図る。
今回追加した新機能により、「会議の要約」と「重要な商談情報の抽出」、「商談フィードバック」の情報が、自動で「Salesforce」に書き込まれる。
「会議の要約」では、「JamRoll」で録画された会議の内容を要約。録画データを見直す前に、会議の概要を簡単に確認することができる。「重要な商談情報の抽出」では、「BANTCH(予算、決裁フロー、顧客ニーズ、導入までのスケジュール、競合情報、導入にむけての人的資源)」の情報など、商談において特に重要になる情報を自動抽出して、「JamRoll」に書き込む。「商談フィードバック」では、商談や会議の進め方に対してAIがフィードバックを行う。会議の構成、営業の話法やトークの運び方に関して良かった点や改善点をAIが指摘。商談や会議のブラッシュアップに活用できるとしている。