すぐにAndroidスマホと同じデータで遊べる!
さて、そんなGoogle Play Games(ベータ)だが、実際に現状どんなことができるのか、どれぐらいのPCで快適に動作するのかもチェックしていきたい。既報の記事がいろいろ上がっているが、Google Play Games(ベータ)は、公式HPからダウンロードしてインストールする。
【最小要件】 | |
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CPU | 4コアのCPU(一部のゲームにはインテル CPUが必要) |
グラフィックス | Intel UHD グラフィックス 630または同等品 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 10GB SSD(空き容量) |
OS | Windows 10(v2004) |
その他の条件 | Windowsの管理者アカウント、ハードウェア仮想化が有効になっていること |
Google Play Games(ベータ)は、もちろんGoogleアカウントで管理されているため、元々Androidスマホを使っていて、Android版のゲームでGoogleアカウント連携していれば、インストール後の初回起動時に同じGoogleアカウントでログインするだけでゲームの引き継ぎもできる。
さて、そんなGoogle Play Games(ベータ)だが、実際に現状どんなことができるのか。記事執筆時に遊べるゲームは100本以上で、日本国内メーカーのタイトルでは、Cygames『ウマ娘』やスクウェア・エニックス『FFBE幻影戦争 WAR OF THE VISIONS』、コーエーテクモゲームス『三國志 覇道』、バンダイナムコエンターテインメント『ソードアート・オンライン インテグラル・ファクター』などがプレイできる。
ゲームの移行は、新しいスマホで連携する時と同じ。Googleアカウントで連携できるゲームに関しては、Google Play Games(ベータ)でログインしたアカウントのセーブデータで問題ないか確認が出て、すぐにデータを引き継いで遊べるほどに手軽だ。
ライブラリではインストールしたゲームのみを表示し、そこからプレイやゲームのアンインストール、アプリの更新ができる。
左下のプロフィールを示すアイコンをクリックすると、プロフィールの編集や設定、ヘルプ、ログアウトにアクセスできる。設定では、ベータ版ということもあるだろうが、Androidエミュレーターのように解像度やメモリーの割り当てなど細かい調整はなく、ゲームの自動更新のオン/オフなどができる。
また、『ウマ娘』の場合はDMM GAMEW PLAYERで配信されていて、既にPCでもプレイできるが、フルスクリーンに非対応。しかし、Google Play Games(ベータ)では、全画面(フルスクリーン)で起動できる。「Shift」+「Tab」の同時押しで、ゲームオプションが表示でき、全画面表示の終了、ゲームの終了が実行できる。
ちなみに試しにアスペクト比35:10と横に長いモバイルディスプレーで『ウマ娘』を表示してみたところ、中央に16対9で表示され、左右は黒い状態で画面が広がらなかった。これは横長に表示されるライブやレースでも同じ。事前にグーグルに質問した回答のとおり、現状ではゲーム側で非対応のアスペクト比では表示できないようだ。