ジェトロ、スタートアップの海外進出支援プログラムの紹介サイトを開設
日本貿易振興機構(ジェトロ)は2023年5月16日、2020年度から実施しているアクセラレーションプログラム参加企業の情報紹介ウェブサイトを開設した。日本語版と英語版の双方を開設しており、今後も掲載する企業を順次増やしていく。
ジェトロは2020年度よりスタートアップ企業向けのアクセラレーションプログラムである「スタートアップシティ・アクセラレーションプログラム(Startup City Acceleration Program:SCAP)」を実施してきたが、2023年度より「グローバル・スタートアップ・アクセラレーションプログラム(Global Startup Acceleration Program:GSAP)」へ名称を変更した。
「GSAP」ではスタートアップ企業の海外進出先での事業戦略からプロモーション活動、マーケティング戦略の策定などについての各種講義、個々のメンタリング、ネットワーク構築、海外投資家等に向けたプレゼンテーション(DemoDay)といった、より企業のニーズに合わせたプログラム内容に改善されている。
プログラム開始から3年間で参加企業は260社を超え、今後さらに日本のエコシステム強化とスタートアップ企業による海外ビジネスを拡大させるべく、日本語版だけでなく英語版でも企業紹介サイトを開設し、日本のスタートアップ企業や国内外のエコシステムプレーヤーに興味を持つ世界の投資家やビジネスパートナー等へ紹介することを目指すという。また、「GSAP」への2023年度の参加募集は、6月下旬よりジェトロホームページで行う予定とのこと。