JN-IPS282UHDR-C65Wをレビュー

USB PD&KVM対応で4万円切りは神!Surface Pro 9と相性抜群な28型4K液晶にべた惚れ

文●ジサトライッペイ 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

Surfaceのインターフェース不足を解決?

 使っていて、最も便利だと感じた機能はずばり、KVM機能。Surface ProのインターフェースはSurface Connectを除くと、Thunderbolt 4が2基しかないので、USB Type-A接続のマウスやキーボードがそのままでは使えません。しかし、KVM機能ならSurface Pro 9とつないだディスプレー経由で操作できるのです。

Surface ProのインターフェースはThunderbolt 4のみ

 とはいえ、注意点も。KVMはKeybord、Video、Mouseの略で、2台のPCでキーボードやマウスを共有できる機能になります。ゆえに、USB Type-A機器ならなんでも使えるというわけでありません。USB Type-AのUSBメモリーや外付けHDDが使いたい方は、変換機器や拡張ドックを購入してもイイと思います。

JAPANNEXTの製品ページにあるKVM機能の図解。デスクトップPC(A)とはUSB Type-Bと映像ケーブル(HDMIかDisplyaPort)、ノートPC(B)とはUSB Type-Cでつながっていることがわかります。そして、このAとB両方のPCでディスプレーにつないでキーボーとマウスが使えるという仕組みです

 JN-IPS282UHDR-C65WとSurface Pro 9の組み合わせなら、ディスプレーに付属するUSB Type-Cケーブル1本で、セカンドディスプレーとして映像(4K・60Hz)が出せ、KVM機能も使えます。Surface専用キーボードも悪くはないのですが、やはり自宅で仕事するなら使い慣れたキーボードのほうがはるかに打ちやすいので。

JN-IPS282UHDR-C65Wのインターフェースは背面下部に搭載。左からHDMI 2.0、DisplayPort 1.2、USB Type-C、USB Type-B、USB Type-A×2、オーディオ出力、ACアダプター端子

 もちろん、最大65WのUSB PDに対応しているので、ばっちり充電までいけちゃいます。つまり、マルチディスプレー・KVM・充電といった3つの環境をケーブル1本で実現できるわけです。机の上はすっきりするわ、手持ちのキーボードやマウスが活用できるわ、ACアダプターの片付けという面倒な作業からも解放されるわで、控えめに言って最高ですよ。

Surface Pro 9はUSB PDに対応しているので、Thunderbolt 4からでも充電OK

過去記事アーカイブ

2024年
01月
02月
03月
04月
2023年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2022年
01月
02月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
11月
12月
2021年
08月
09月
10月
2020年
06月
07月