GPT-4活用、LINEでAIキャラクター作成から会話可能「ドリームフレンド」
株式会社AI VOLTは2023年5月1日、「ChatGPT」と「LINE」を活用して、好きなAIキャラクターを作成し会話ができるLINEアプリ「ドリームフレンド」の提供を開始。好きなAIキャラクター作成と育成、会話ができ、キャラクターの大量の記憶保持にも対応する。利用料は無料(5件以上のチャットには有料プランの登録が必要)。
「ドリームフレンド」はAIで架空のキャラクターを作成して共有したり、ほかの人が作ったAIと話したりできるLINEアプリ。自分好みの返信がくるようにAIキャラクターの育成もできる。OpenAIが提供する「GPT-4」のAPIを活用しているため、自由で高度な会話が可能だ。
利用方法はQRコードなどから「LINE」で友達追加をし、好きなキャラクターを選択するだけでキャラクターと会話できる。AIの作成については、キャラクターに記憶や口調、性格などの情報を付与することにより、精度が高いキャラクターを再現できる。
キャラクターの設定を変更したいときは、「教える」ボタンから簡単に変更でき、自分好みに育成できる。「ドリームフレンド」では、ほかのユーザーが作ったキャラクターを探し、会話もできる。
また、会話の記憶保持や、キャラクターの大量の記憶保持にも対応する。現在、GPT-4のAPIでは、8000あるいは3万2000トークン(1トークンはおよそ1文字)の情報しか持つことができず、記憶の容量が多い場合、都度のチャットにかかる料金も増す。AI VOLTは独自の技術を使うことで大量の記憶に対応できるとしている。