Final Aim、白馬村で実施した実証実験「Non-Fungible HAKUBA(NFH)」にWEB3.0プラットフォームと3Dプリント技術を提供
株式会社 Final Aim
冬の白馬村の写真をNFT化、NFT情報を刻印した3Dプリントオブジェも製作
株式会社Final Aim(本社:米国デラウェア州、日本:東京都 、代表取締役社長 朝倉 雅文、取締役 横井 康秀 以下、Final Aim)は、株式会社新東通信 / CIRCULAR DESIGN STUDIO.(本社:東京都中央区、愛知県名古屋市 代表取締役会長兼社長 谷 喜久郎 以下、新東通信)と、一般社団法人白馬村観光局(所在地:長野県北安曇郡白馬村、代表理事 伊藤 英喜 以下、白馬村観光局)と共同で、WEB3.0技術を活用した実証実験「Non-Fungible HAKUBA(NFH)」を白馬村で実施しました。 弊社のWEB3.0プラットフォームである「Final Chain」を提供し、冬の白馬の景色を47点の写真と共にNFT化して特設サイトにて公開。またNFT化された各写真情報をもとに生成された3Dマップデータから3Dプリントオブジェも制作。ブロックチェーン上と物理層の両面で唯一無二なかたちで残す、新しい記録体験を実現しました。
実証実験「Non-Fungible HAKUBA(NFH)」概要
今回の実証実験では、今シーズンの冬の白馬村の写真を募集し、その写真に紐づく撮影情報(時刻・位置など)をブロックチェーンに記録し特設サイトで公開。写真投稿者へは証明書としてNFT(Non-fungible Token)の発行を行いました。
長野県北部の北アルプス山麓に位置する雄大な山々に囲まれた地“白馬村”は、気候危機の影響で深刻な雪不足に直面しています。この白馬村の美しい自然を改ざん不可能(Non-fungible)な記録として残すという意味を込めたプロジェクトとして実施しました。
● 実証実験名:「Non-Fungible HAKUBA」
● 写真投稿募集期間:2022年12月~23年2月末
● 投稿写真数:47点
● URL:https://nf-hakuba.com/
NFT情報が刻印された3Dプリントオブジェ
NFT化された各写真情報をもとに生成された3Dマップデータから、3Dプリントオブジェを制作しました。表面は写真撮影された位置情報をもとに影場所を中心とした白馬村の地形を再現し、裏面には投稿画像のNFT情報を刻印。ブロックチェーン上のみならず物理的にも唯一無二な形で残すことに成功しました。
今後の活用に関して
白馬村観光局と新東通信では、白馬村の目指す「サステナブルなマウンテンリゾート実現」に向けて、サーキュラーエコノミーをテーマとしたカンファレンスである「GREEN WORK HAKUBA」を中心に、村内・村外の事業者を巻き込みながら様々な取り組みを行って参りました。本プロジェクトは「GREEN WORK HAKUBA」の一環として、地域の活性化の手段として着目されているWEB3.0技術を活用し、今後の白馬村での有効な活用方法を検討するための実証実験として取り組みました。
2023年9月6日から8日の3日間にわたって開催予定のGREEN WORK HAKUBA vol.5において、参加者に向けたデジタル参加証としてのNFT活用も検討しています。
プロジェクトチーム
株式会社新東通信/CIRCULAR DESIGN STUDIO.(CDS.)
CIRCULAR DESIGN STUDIO.は新東通信の社内プロジェクトチーム。「サーキュラーエコノミーで世界をあかるく、たのしく変える。」をテーマに、地域と企業を繋げて社会課題の解決に取り組んでいます。白馬村で過去4回に渡り開催してきた「GREEN WORK HAKUBA」では、プロジェクトの立ち上げから全体のプロデュース、クリエイティブワークを担当しています。
ウェブサイト:https://cdstudio.jp/
白馬村観光局
白馬村と観光事業者(白馬山系の山小屋経営者、旅館業者、索道業者、運輸業者、商工業者、案内人組合、温泉関係者、金融関係者、農協、他)が英知を結集し、白馬村の豊かな自然環境を生かしながら、多様化する観光志向に対応できる環境の整備、観光客の誘致、国際観光の推進を行うことにより、観光関連産業の振興を図り、地域経済の活性化に資することを目的としています。
ウェブサイト: https://www.vill.hakuba.nagano.jp/
株式会社Final Aim
Final Aimは、デザインとデジタル製造業領域を中心にWeb3.0事業をグローバルに展開し、2021年11月には自社のブロックチェーンプラットフォーム「Final Chain」のベータ版を発表しました。また、グローバル展開、資金調達環境、ブロックチェーンやスマートコントラクトなどWeb3技術の強化や活用にくわえて、法律や税務など総合的な観点も踏まえ、2022年4月には米国に法人を設立しております。そして、同年9月には、世界的なスタートアップアクセラレーター「Berkeley SkyDeck」にも採択され、同プログラム内で ”The Most Likely to Become the Next Unicorn” に選ばれました。
会社名:株式会社Final Aim(Final Aim, Inc.)
所在地:米国・デラウェア州、日本・東京都
創業者:代表取締役社長 朝倉 雅文 / 取締役 横井 康秀
事業内容:デザインとデジタル製造業領域を中心としたWeb3.0事業
ウェブサイト:https://final-aim.com