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家計簿アプリ「Zaim」、ChatGPT活用で購入食材からレシピ提案を開始

 株式会社 Zaimは2023年4月25日、個人向け家計簿アプリ「Zaim」において、OpenAIが提供する「ChatGPT」のAPIを活用した新機能「Zaim 買いものレシピ AI」を公開した。ユーザーの購買履歴をもとに、過去1~2週間で購入した食料品を活用したレシピをAIが自動で提案する。「Zaim」利用料は無料(月額480円からのプレミアムプランもあり)。

「Zaim 買いものレシピ AI」は、直近1~2週間の購入履歴から自動で食材を抽出し、AIがレシピを提案するというもの。また、賞味期限が近いなど「レシピに入れ込みたい食材」をチャットに入力すると、指定された食材を生かしたレシピを提案する。使い切った食材や使いたくない食材は「この食材は使わないでほしい」と指示も可能で、ユーザーは余剰食材を無駄にせず、自分好みのレシピを選べる。

 今回開始した新機能は環境問題や食品ロスの削減にもつながる価値提供として、持続可能な社会に貢献を図るとしている。Zaimは今後もAIを活用したサービスを積極的に展開していく予定だという。

 家計簿サービス「Zaim」は、スマートフォンなどから簡単に家計簿を記録できるサービス。ダウンロード数は2023年4月25日時点で1000万を超える。紙のレシートを撮影して自動で読み取る機能のほか、銀行やクレジットカードとの連携機能で支出や収入を自動的に記録できる。そのほか、人生のステージの変化ごとにライフプランを見直せる「一生黒字」機能や、目的別に家計の目標を立てて進捗を把握できる「コース制」などの機能も備えている。

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