「SmartFlow」、領収書の使い回しを防ぐ「重複申請防止」AI機能開始
VeBuIn株式会社は2023年4月13日、次世代型ワークフロー、経費精算システム「SmartFlow」において、AIが証憑画像を自動チェックし、領収書の使い回しを防止する「重複申請防止機能」の提供を開始した。「SmartFlow」利用料金は「ワークフロープラン」、「経費精算プラン」が各330円(月/ユーザー)から。
VeBuInは、電子化による経費精算業務の場合、領収書画像データを証憑として使用する際、「手元に紙の領収書原本が残るため、誤って同じ領収書を使いまわしてしまうリスクが残る」ほか、「受け手側もすべての証憑が同質の画像データであるため、見た目で使いまわしに気が付くことが困難である」としている。
「SmartFlow」はこうした重複申請を防ぐため、「重複申請防止機能」を開始。AIが添付された領収書の画像データを自動チェック。過去の申請で添付された画像データと照合し、同一の申請が発生するのを防止する機能だ。
重複確認のための照合範囲は2パターンの設定ができる。1つは「自分が過去に申請した領収書と重複していないか」を確認する設定と、「会社全体で過去に申請した領収書と重複していないか」を確認する設定だ。このほか、同じレシートが別の画像ファイルである場合や、内容的な重複(時間は異なるが、同日に同じ物を同じ店舗で買っているなど)など、一致率に応じたアラートを設定することも可能とする。
「重複申請防止機能」では、「AIによって読み取られたデータが○%以上一致していた場合にエラーを表示する」など任意の設定ができ、柔軟性の高い運用が可能だ。
「SmartFlow」は、ノーコードで手軽に社内の稟議・申請、承業務を電子化するクラウドワークフローシステム。スマートフォンアプリ対応やLINE WORKSなどグループウェア連携も実装している。