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全長261mmで扱いやすさ抜群!

GIGABYTEのGeForce RTX 4070搭載VGAはゲーム中に40dBAを切る静音性

文●藤田 忠 編集●北村/ASCII

提供: 日本ギガバイト

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ゲーミングパフォーマンスを確認

 最後は定番、旬なゲームタイトルを使って、GeForce RTX 4070のターゲットとなるWQHDゲーミングのフレームレートをみていこう。

 まずは人気衰えない「エーペックスレジェンズ」からみていこう。「射撃訓練場」の一定ルートを移動した際のフレームレートを「CapFrameX」で記録し、平均(avg)と1パーセンタイル点(min1%)を抽出している。

 軽量級ゲームタイトルだけあって、WQHD解像度、最高画質でも平均210.4fps、1パーセンタイル点でも175.4fpsと、主流の144Hz駆動ゲーミング液晶ディスプレーでの144Hz張り付きプレイを実現できる。さらにフレームレートを優先して画質を落とすことで、WQHD解像度、240Hz駆動のゲーミング液晶でのプレイも視野に入れられる。

フレームレート優先設定

単位:fps

 続いてはレイトレーシング(DXR)やDLSS 2/3に対応する「F1 22」、「バイオハザード RE:4」、「サイバーパンク 2077」、「ホグワーツ・レガシー」といったゲームタイトルのゲーミングパフォーマンスを確認していこう。

 カーレースゲームとなる「F1 22」からみていこう。比較的軽量で、レイトレーシングを効かせた「最高」プリセットでも、内蔵ベンチマーク(モナコ、ウェット)は60fpsオーバーを記録している。さらにGeForce RTX 40シリーズのメリットである「DLSS 3(フレーム生成) バランス」に設定すると、フレームレートは144Hz駆動WQHDゲーミング液晶と組み合わせたプレイも可能に。

単位:fps

 次は、いま注目のゲームタイトルとなる「バイオハザード RE:4」だ。レイトレーシングに対応するが、アップスケーリング技術はAMD FSR/FSR 2のみの対応で、DLSSには非対応になっている。画質設定はプリセット「限界突破」に加え、レイトレーシング「高品質」や、「AMD FSR 2 クオリティ」に設定した。フレームレートは序盤の村を一定ルート移動した際を「CapFrameX」で記録し、平均(avg)と1パーセンタイル点(min1%)を抽出している。

単位:fps

 4K解像度に次いで高精細なWQHD解像度でも、レイトレーシングを効かせた最高画質で、平均97.3fpsと快適にプレイを楽しめるパフォーマンスを発揮している。現在、「バイオハザード RE:4」はレイトレーシングを効かせ、ビデオカード搭載メモリー以上を使用する画質に設定すると、ゲームが落ちることがあるが、今回のテスト環境では発生しなかった。

レイトレーシングを設定する際は注意が必要。画質設定画面で表示される「最大使用グラフィックスメモリ」の容量が赤文字だと、エラーが発生することがある

 続いては重量級ゲームタイトルで、最新パッチでは最先端技術となるフルレイトレーシングの「レイトレーシング: オーバードライブ」モードが追加された「サイバーパンク 2077」だ。ここでは画質プリセットの「ウルトラ」、最高画質にレイトレーシングを効かせた「レイトレーシング:ウルトラ」、そして「DLSS 3 バランス」に設定してフレームレートを確認していこう。フレームレートは、ここまでと同じく一定ルートを移動した際を「CapFrameX」で記録し、平均(avg)と1パーセンタイル点(min1%)を抽出している。

単位:fps

 レイトレーシングを効かせずとも、1パーセンタイル点が快適なゲームプレイのボーダーラインとなる60fpsギリギリになってしまうが、DLSS 3を画質バランスで有効にすれば、レイトレーシングを使いつつ、平均フレームレートは112.6fpsまで伸び、1パーセンタイル点も余裕で60fpsを上回る90.7fpsになっている。DLSS 3の使用前提ではあるが、重量級ゲームの「サイバーパンク 2077」でWQHDゲーミングを楽しめるラインには届いている。

 最後はレイトレーシングを効かせるとかなり重たくなる「ホグワーツ・レガシー」でみていこう。画質はプリセット「最高」と、レイトレーシングを「最高」品質で有効した状態、そして「DLSS 3 バランス」を効かせた状態のフレームレートを計測した。ホグワーツ城の中庭を一定ルート移動した際のフレームレートを「CapFrameX」を使って記録し、平均(avg)と1パーセンタイル点(min1%)を抽出している。

単位:fps

 「ホグワーツ・レガシー」は、レイトレーシングを効かせるとガクッとフレームレートがダウンしてしまう。「最高」プリセットならプレイを楽しめるが、1パーセンタイル点のフレームレートは63.8fpsとギリギリになっている。快適なWQHDゲーミングを目指すならGeForce RTX 40シリーズのメリットを活かして、フレーム生成を有効にしたDLSS 3を活用するのが良いだろう。

 ちなみに、フレーム生成を使わないDLSS 2だと、平均は80fps台だったが、1パーセンタイル点は60fpsを下回っていた。

+αの魅力が豊富な「GeForce RTX 4070 WINDFORCE OC 12G」は狙い目

「GeForce RTX 4070 WINDFORCE OC 12G」。実売価格は9万9800円前後だ

 レイトレーシングを効かせると厳しいゲームタイトルもあるが、WQHDゲーミングを楽しめるGeForce RTX 4070のパフォーマンスに加え、扱いやすい261mmのカード長に、トリプルファン&3ブロック構造ヒートシンクによる高い冷却性能と、ゲーム中に40dBAを余裕で切った静音性。そして10万円以下の価格帯と、「GeForce RTX 4070 WINDFORCE OC 12G」のおすすめ度は高い。

(提供:日本ギガバイト)

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