fondi、世界の英語学習者とメタバース空間の教室で学ぶ新機能

　株式会社fondiは2023年4月5日に、2023年5月からメタバース英会話「fondi」において、新機能「fondi ClassRoom（β版）」の提供を開始すると発表。英語学習者がメタバース空間でクラスルームに参加し、世界中の学習者と共同生活しながら学べる環境を提供する。利用料は通常は月額4980円で、全ミッションに参加すると受講料が無料になるシステム。fondiの有料会員（月額1950円）への申し込みは別途必要。

「fondi ClassRoom」は、米国の教育スタートアップなどで注目されているコホート型学習モデル（グループでともにオンラインコースを受講する共同学習）を採用。料金モデルはノーベル経済学賞受賞者のダニエル・カーネマンが提唱する行動経済学「プロスペクト理論の損失回避性」を適用。通常月額4980円の受講料が設定された条件（一例として週に1回以上のクラス出席）をクリアすると無料になる仕組み。学習意欲を維持する効果が期待できるという。

「fondi ClassRoom」の特徴は、メタバース空間でグローバルな友達作りができることだ。世界各国から集まる英語学習者約8名とメタバース空間内のクラスルームで共同生活を送り、互いに刺激を受けながら学習できる環境を提供する。

　ユーザーは週に1度のミッションをクラスメイトと協力しながらクリアし、実際のコミュニケーション場面でも活用できる英会話スキルと異文化理解力を高める。ミッションの例としては、「クラスメイトとともに仮想旅行プランを立て、そのプレゼンテーションを英語で行う」などだ。

　クラスは英語レベル別に用意。初心者から上級者まで、各自に合ったレベルのクラスで学べる。各クラスには専任のチューターが学習をサポートするため、無理なくレベルアップを図れるという。

「fondi ClassRoom（β版）」の募集は2023年4月26日まで。募集人数は30名程度（日本以外のユーザーも含む）。実施は2023年5月上旬かあら6月上旬までの約1ヵ月間。

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